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救助戦隊ポケモンレンジャーJH編
作者: 雫石 ◆3ZyGHGJDvU  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 中学生 
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*47*

「えー以上で今学期の授業は終了だ。続いて2学期までの宿題を黒板に書くからきちんとメモをしておけ。」
ミカド先生が黒板に宿題を書いていく。
さらにミカド先生の助手が、生徒たちにドリルを配る。
「今配られているドリルをすべてやること。2学期の初めにその中らでテストをするからきっちり勉強するように。」
配られたドリルは、数学に英語、現在文と古典のあわせもの。さらに理科と社会のあわせものの3冊だ。
(読書感想文とかはないのか…。)
レンジャースクールに通っていた時、読書感想文という宿題があった。しかしここにはない。その割にドリルの量がすごく多い。
「合計で150ページもあるよ〜。」
「ユウヤ計算してみろ。1日3ページやったら50日で終わる。5ページやれば1ヶ月だ。今日からでもできそうだよ。」
「いやぁそれはちょっと。」
ちなみに言っておくがこの宿題を出されているのは白組だけである。黒組は宿題を出されていないのだ。
「はぁ〜なんだか憂鬱だなぁ。」
「あのーレイさん。」
「何?」
「もし英語でわからないことがあったら教えてくれないか?」
ツカサはレイにこう聞いた。
「OK!いつでも聞いていいよ。」
「サンキュー。」
「もしかしてツカサ君って英語苦手?」
「まぁ…。」
「じゃあ僕も教えてもらおうかなぁ。」
「…俺も。」
「ワイも。」
「なんで団長まで?」
エテル、アズル、ユウヤ、ツカサ、ミラが一斉にルークに突っ込む。
「いやぁワイも英語が苦手やねん。」
「でもこういうのはマシといってもいいかもしれないわね。」
「どういうこと?」
レイがほむらにこう聞いた。
「こういう宿題は、白組しか出されていないのよ。黒組は宿題はないの。その代り、レポートが3枚ぐらいかしら。」
「なんかそれってインチキじゃん。」
「…インチキ」
「ミラとアズルは宿題がないほうがいいのか?」
ツカサは少しあきれていた。

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