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*48*
いよいよやってきた、合宿の日の当日。
なんと司令官のマカタが車(バス)を用意してくれたのだ。
「わぁー。」
「今日は晴れてよかったな。」
「ところで、みんな宿題は?」
ルークはみんなにこう聞く。この時まだ7月の中旬である。今日から3週間も合宿だ。
「うーん半分は終わらせた。」
「ツカサ君、早やすぎ。」
「1日5ページやってるから…もうすぐ終わる。」
「わからないところは俺に教えてもらっていたからね。」
レイがツカサに向かってウインクをする。
「特に英語はだろ?まぁおかげで英語だけ桁外れに進んでいるんだけどな。」
「ふーん」
「ところでユウヤは?」
ミラがユウヤにこう聞いた。
「うーんツカサとレイに教えてもらって…こっちもいい感じかなぁ。」
「もしかしてミラは全く終わっていないとか?」
「手も付けていないよ〜!」
「…僕はつけたのに。」
ミラのこの平凡さはなんなのだろうか。見てて少しあきれる。
「ところで宿とか大丈夫なのかしら?」
ほむらはマカタにこう聞いた。
「へへーん聞いて驚けよ。」
マカタはやけに自信満々である。
「実は、宿は…。」
「ちゃんと朝、夜の2食付で安いけど、気張りが良くていいところを貸し切っておいてあるから。」
「ちょっとールークそれ俺のセリフ!取るんじゃない〜。」
「いいじゃん取ったって!」
みんな楽しそうである。
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