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せいコメ!!《新年すたーと!》
作者: lulu  (総ページ数: 38ページ)
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10~ 20~ 30~

*12*

今回は、バレンタインと言う事で特別篇です!


第〇〇話 バレンタイン


「どうも〜かいちょ…って、あれ、会長いないんだ…」

僕は、全クラスに今度の生徒総会の資料を配りに行き、帰ってきたところだ。

「あれ、さっきまで居たのに…」

僕は、椅子に座り、今度の卒業式の費用の計算を始めた。

「滝川君〜」

「え!?あ、杏奈ちゃん!居たんだ…。ごめん気がつかなかった」

「いいんですよ〜、別に。今日は、須川先輩も奈美さんもいませんね  ぇ」

そういえば…

会長はさっきまでいたけど、奈美さんとかは今日は一回もあってないや

どこいったんだろ

「ねぇ、滝川君、今日何の日か分かりますか?」

「え?今日?えと…あ、バレンタイン?」

「そうですよ〜、チョコもらいました?」

「あ、うん、貰ったよ…、女子から十個ぐらい」

「すごいですねぇ、十個も〜」

「そうなんだぁ」

十個ってすごいんだ、毎年そんな感じだからなぁ。

って、友達に言ったら、ふざけんなっこのカス!っていわれたことがある。

そうなのかっていつも思うけど。

「滝川君て、結構クラスの女の子に人気ありますよねぇ」

「え…?そうなの?」

「ええ。私の友達にも、滝川君のこと好きな人いる…、あ、聞かなかっ た事にしてください…」

「あ、うん…」

「AVばっか見ないで、もう少しかっこよくなったら、もう女の子もて もてですよぉ」

といい、杏奈ちゃんは生徒総会の進行の書類に目を通し始めた。

すると

「あの、この資料って、須川先輩が作ってるんですよね?」

「あ、うん、そうだよ」

「ここ…」

「何?」

といい、僕は杏奈ちゃんが指で指したところを見た。

「う゛…」

そこには、ピンク色の付箋が貼られていて、須川先輩の字で

『俺の好きなもの チョコ』

と、書かれていた。

「ばりばりですね…」

「うん…」

欲しいなら欲しいって、口で言えばいいのに…

まぁ、そこは須川先輩らしいかな

その時

杏奈ちゃんの顔がものすごく近くに来た。

その瞬間、僕の口に不思議な感触があった。

「あ!?えぅ!?」

「ふふ。好きですよ、滝川君」

と言い、にっこりと笑った。

                 〜終わり〜

どうでしたか?
面白かったでしょうか?
あ、このお話は今進んでいるお話とは関係ありません><
でも、最後のキスはもしかしたらこれからに関係してくるかもですよ!
それではまた本編で!


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