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＊37＊
第十五話 異変の首謀者
川城「できたよできたよー！
{川城にとり特製・カッパワープsuper long-haul}！」
フラ「いっくよー！…どこに行くんだっけ？」
博麗「紅魔大陸だけど、その必要はないわね。」
霧雨「なんでだ？」
博麗「…そこに行く理由だった張本人という名の張本人がいるじゃないの」
レミ「私？面倒なことには巻き込まないでほしいわね」
十六「私がすべて片付けますよ」
霧雨「咲夜じゃないか！元気だったか？」
十六「全く…あの後スぺカで倒されて大変でした…
お嬢様の助けを借りてしまうなんて、紅魔館を仕切る主の従者、
メイド長である身なのに…」
フラ「メイド！ニーソ！PAD長！」
十六「だ、だからパッドじゃないですっ///」
レミ「よいではないかぁ〜よいではないかぁ〜♪」
博麗「カリスマが壊れてゆく…」
レミ「おっとっと。で？何の用なのかしら？」
霧雨「そこなんだよなぁ。…忘れた」
フラ「そこなんだよねぇ…忘れた」
博麗「あんたたちは何やってんのよ！…運命を変えてほしいの」
レミ「どう運命を変えるのかしら？」
博麗「飴華と澪が現実世界に帰れるようになるのが最優先。
次に、幻想郷で起こっている幻想郷分裂異変の解決。
最後に、博麗神社盛大に盛り上がる…」
估坐「…最後のやつ以外をお願いします」
レミ「不可能に等しいわ。だって。[あいつ]が首謀者なんだから
私の能力なんてとっくに消え失せてるわ」
憂夢「…誰」
フラ「飴華と澪は理解力乏しいねー！輝夜だよ輝夜！
カグヤ！テルヨ！ホウライニート！」
霧雨「あだ名のほうが印象強いと意外と本名忘れるよな」
博麗「で！そんなことはどうでもいいわ。
首謀者が「蓬莱山輝夜」だってことは分かったの。なら、永遠と追っかけまわすだけよ」
？？「そこの者達、何をがやがや騒いでいる。永遠亭の者たちも
十分に迷惑していたぞ」
？？「賑やかで良いけどなぁ〜、私はいいと思うよ？」
？？「これだから幽々子様はいつまでたっても成長しないのです！」
霧雨「おお！妖夢に幽々子じゃねーか！紅霧異変の章の時はお世話に
なったぜ！ところで何してるんだ？お前らが白玉楼から出るなんて、
そうそうないじゃねーか」
西行「ふふ、たまには外にも出たいのよ」
魂魄「幽々子様がどうしても聞かないのでしょうがなく連れて来る事に
したらこんなにも五月蠅い場所だったのでした。ちゃんちゃん」
西行「妖夢ー、お腹空いたー！」
魂魄「あの異変以来ずっとこうなんですよねぇ。困ったものです」
博麗「そんなにお腹空いてるなら、永遠亭で食べなさい」
西行「じゃあそうするわー！」