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*30*
「「「・・・・・・。」」」
最悪…。な状況だ、3人とも無言だし、とても気まずい。ココアももうすぐ飲み終わっちゃうし。はあ、でも誰かが口を開かないと始まんないよね。
私は何とか重たい口を開いた。
「もみじ。」
「…ん?…!あ、あっ、えっと。」
「何言ってるかわかんないし。とりあえず、おめでとう。」
「あ、うんありがとう。」
ああ〜!ぎこちない!そう思っていると、初めてさらが口を開いた。
「初めまして、笹葉さらっていいます。いきなりですけど…。もみじさんは、なんで秋ちゃんを置いて遠くへ行っちゃったんですか?」
…え?なな、何てこと質問してるの、さら!?
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