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*50*
秋ちゃんに告白したものの、返事はノーであった男子。
そんな彼に興味を持ってしまった私は、少しずつ彼の性格を知っていった。
秋ちゃんを目で追ってしまっている姿。
その時は、いつものキザな感じとは違って、少し悔しいような、そんな表情をしていた。
あんな顔もするんだ、なんて思ってみていると、あることに気付いた。
私はどうなの。
私が彼を見る目つきって、あの目と違うといえる?
断言できなかった。
どこがいいとか、そんなことはわからないけれど。
私は…立花のことを、
好きなのかもしれない。
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