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スマブラ セカンドストーリー 復活の亜空軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 39ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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ステージ8「遺跡」その三

この話の主人公、ヒュウ

一行、ヒュウ(ケンホロウ、バオッキー、フライゴン)、ピット

 
 空中の大決戦が始まった。三つのピクスは三色の光弾を飛ばしてピット達に飛ばして来た。
「はあっ!」
「よけろ!」
 ピットとケンホロウは素早い羽ばたきでこれをかわしていった。すると今度は刃を伸ばして不規則に回転してピットとケンホロウに迫った。
二手に分かれて飛んだが、ピクスも赤と緑が二手に別れ、刃を当てた。
「うわ、やるじゃねえか!」
「くそ、当たった!」
 攻撃したピクスは集合して円を作り、回転攻撃に出た。
「うおー、喰らってたまるか、エアカッターだ!」
「くらえ、パルテナアロー!」
 ピットとヒュウの指示を受けたケンホロウはエアカッターとパルテナアローを連射して赤と緑のピクスに連射した。決死の攻撃に二体のピクスは砕けて透明になった。残りの一体は一回り大きな光弾を作ってこれを飛ばした。ピットとケンホロウは素早く飛んでこれをかわした。
「ふう・・・」
 ヒュウは一息ついたが、そこへ青のピクスが無数の刃を生み出して迫って来た。
「うわあ!」
 突然の不意打ちにヒュウは手をかがめた。しかし、そこへパルテナアローが放たれて、青のピクスを粉砕した。粉砕された三色のピクスは重ね合うと音を立てて爆発四散した。
「大丈夫か?」
「あ、お、おう・・・」
 ヒュウが振り向くと涼しい顔をしたピットがいた。
「ありがとよ」
「どういたしまして」
「何で助けたんだ?」
「サポート役は仲間を助ける。そうだろ・・・」
「助け、助けられ、か。ありがとな」
 ヒュウとピットは青々した空で、固い握手をかわした。
「さあ、行こうぜ、ピット!亜空軍を倒しに、真っ直ぐ!」
「僕達の進むべき道へ、ヒュウ!二人揃って、出発ーっ!」
 ピットとケンホロウに乗ったヒュウは空を駆け、次なる地へと羽ばたいていった。亜空軍との戦いは前半を切った・・・。

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