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スマブラ セカンドストーリー 復活の亜空軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 39ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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10~ 20~ 30~

*20*

ステージ10「不気味な城」その三

この話の主人公、毛利元就

一行、毛利元就、ヨッシー、ポチ


 シャンデラ、ほのおのうずで元就始めヨッシー、ポチを攻撃、30ダメージずつ負わせた。
 ココロモリはサイコキネシスでヨッシーを攻撃、ヨッシーは26ダメージ。
 コロモリはエアカッターで元就達を攻撃、元就、ヨッシー、ポチに20ダメージずつ負わせた。
 元就一行のターン
「う〜ん、思ったよりも強いなあ。じゃあ、こっちも本気で行こうかな」
 元就は無双奥義・皆伝を発動した。シャンデラに連射で82ダメージ。更に矢の雨の攻撃でコロモリ、ココロモリに98ダメージを負わせた。
「こっちも行くよーっ!」
 ヨッシーはヨッシーぐんだんを発動、ヨッシーの大群で敵全体に90ダメージを負わせた。
「ワンワン!」
 さらにポチも自分のぐんだんを出現させてシャンデラ、コロモリ、ココロモリに100ダメージ。シャンデラ達は全員倒れた。
 勝利、元就一行
「やった〜っ!」
 元就達は2450経験値を獲得。(意味はない)ぽやや〜ん度が8、文章家のセンスの無さが100、のんびり度が12、大トロ度が50、腹ペコ度が20、嗅覚が18、友情が7、勇気が4上がった。
「何ですってえ〜っ!」
 ジュジュベは地団駄を踏んで悔しがった。
「こんなのまぐれだわ、こうなったら最後の奥の手を見せてやる!」
 ジュジュベはポチっと近くのボタンを押した。すると、中央の床が開いて中から、メラメラと燃える大きな青い火の玉の化物が現れた。邪将・パンドーラである。
「ほう、あんた達、ジュジュベを倒すとは大したもんだねえ。だけど、このあたしはそうはいかないよ!あたしの炎でたっぷり焦がしてやろうかねえ!」
 登場早々にパンドーラはエネルギーを溜めて炎を吐こうとしていた。ヨッシーとポチは慌てたが、元就は冷静に考えある物に目を付けた。

「あれーっ!お助けーっ!!」
 その頃、アルデンテはクリムガンに追い掛け回されていた。クリムガンの吐く炎を避けて必死になって逃げるが遂に行き止まりに追い詰められてしまう。ジリジリと迫るクリムガン。アルデンテは体の震えが止まらなかった。
「あ、諦めない、諦めないわよ!私は、怪盗アルデンテなんだからーっ!」
 アルデンテはリモコンのボタンを押してある物を呼んだ。すると上空から彼の愛機、アルデンテロボが現れた。
「反撃の時よーっ!」
 到着するやアルデンテはコクピットに乗り込みロボを発進させた。
「行くわよ!見ていなさいドラゴンちゃん、マジの戦いを見せてあげるわ!」
 アルデンテロボは発進して突き進んだ。
「アルデンテロボ、パーンチ!」
 アルデンテの掛け声と共に、ロボはロケットパンチを放った。その威力は強大でクリムガンを吹っ飛ばした。クリムガンはかえんほうしゃを放ったがロボは見事にバリアーを張ってガードする。
「はーっははは!強力なスープレックスを喰らいなさーい!」
 アルデンテロボはクリムガンを掴むと空高く上昇して、一気に急降下して、強烈なスープレックスを見舞った。衝突早々に凄まじい轟音が響いてクリムガンは完全にノックダウンになった。
「ふふん、いつまでもやられっぱなしなんかじゃないわよ。さあ見ていなさい、怪盗元就ちゃん!」

 その頃、上層階では、
「喰らいなーっ!」
 パンドーラが青い火炎弾を吐いてきた。
「よし、これだ!」
 元就はある物を取って、前にかざした。それは紫色の房状の花だった。すると、その花は冷気を飛ばした。
「ぎゃああああ!」
 冷気を受けたパンドーラはたちまち凍りついてしまった。
「やった〜っ!」
「いや〜、危ないところだったな〜」
「でも、何でお花で凍ったのかな?」
「それは、この花はヒヤシンスって言う花だからな、ほら、冷やしんすって・・・」
「え、ダジャレ?」
「ワウン?」
 ヨッシーとポチは思わず出てきたダジャレに凍りついたように呆然とした。すると、凍っていたパンドーラが粉々に砕けた。
「痛った〜い」
 中から、ハワイブルーの髪色をしたツインテールの魅力的な美女が現れた。
「も〜う、か弱い女の子を氷漬けにしなくてもいいんじゃない」
 元就は、彼女はあのパンドーラと同一人物なのかと首を捻った。その時、ドカーンと爆発音が響いた。ジュジュベはひどく狼狽していた。現れたのは、ロボに乗ったアルデンテだった。
「見つけたわよ元就ちゃん、さあ、ステッキを返してもらうわよ!」
「わわ、まずいな、よし!」
 元就はジュジュベとパンドーラを担いで城の外へとジャンプして、パラシュートで降下していった。
「わ〜お!」
 ヨッシーも翼を生やしてポチを乗せて元就の後を追いかけていく。
「く〜っ、逃がすもんですかーっ!」
 アルデンテも追い掛けていった。その後、城が崩れ落ちたのは言うまでもないことである・・・。

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