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スマブラ セカンドストーリー 復活の亜空軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 39ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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ファイナルステージ「亜空間最深部」その一


 亜空間の場所をつかみ、その中へと突入していったファイター達。ゲーチスが繰り出した包囲網を突破した一部のファイターがゲーチスに迫っていた・・・。

〜亜空間最深部〜
 絶望を具現化したような暗黒の世界。その奥地で亜空軍のボス、ゲーチスが控えていた。
「フフフ、ハッハッハッハッハッハ!もうすぐこの世界はワタクシの物だ。そしてすべての世界を・・・!」
 そう言ってゲーチスはプラズマサンダースティックを掲げて世界支配の野望をぎらつかせた。
 その時、ゲーチスは何かの気配に気付いた。振り返ると、そこにはヒュウ、ピット、関索、井伊直虎、ワルビアルが立っていた。
「ゲーチス!」
 ピットが叫んだ。
「決着を着けるぞ!」
「ワル!」
 関索が両節棍を手に取った。
「ほう、あの包囲をくぐり抜けて来ましたか。さすがはと言った所か。ですが残念です。貴女方はこのワタクシではなくワタクシの下僕たちによって倒されるのです。ワタクシは貴女方が全滅していく姿をゆっくりと見物させてもらいましょう。行け!」
 ゲーチスはプラズマサンダースティックを振るい、それを頭上に高く上げた。杖から強力なエネルギーが飛んで空中で爆発した。
「!」
「影虫が!」
 ピットと関索達が上を見上げると、頭上から無数の影虫が降り注ぎ、モンスターへと姿を変えた。
 コマタナ、ミネズミ、ミルホッグ、チョロネコ、レパルダス、アブソル、ズルッグ、ズルズキン、ヤブクロン、ドガース、ズバット、ザングース、ハブネーク、マダドガス、ベトベター、ベトベトン、ポチエナ、グラエナ、ドンメル、バクーダ、キバニア、サメハダー、フシデ、ホイーガ、カラサリス、マユルド、アゲハント、ドクケイル、ドーミラー、ドータクン、スカンプー、スカタンク、グレッグル、ドクロッグ、コラッタ、ラッタ、スリープ、スリーパー、ニャルマー、ブニャット、ヤミカラス、コンパン、モルフォン、クサイハナ、デルビル、ヘルガー、ギャラドス、いずれも悪の組織が繰り出してくるポケモン達が影虫の力で出現してきた。
「よし!」
 ピットが弓を取った。
「行くぞ、皆!」
 関索が身構える。
「はい!」
 直虎も戦闘態勢に入った。
「ワル!」
 ワルビアルが拳をぶつけた。
「ケンホロウ、バオッキー、援護を頼むぜ!」
 ヒュウはケンホロウとバオッキーを繰り出して、ピット達の援護に当たらせた。
「フッフッフ、行けーっ!」
 ゲーチスの号令で無数のポケモン達がピット達に襲いかかって来た。
「来たぞ!」
「この戦い、何としても勝つ!」
「いつも謝ってるけど、今回は本気で行きます!」
「ワルウ!!」
「ケーン!」
「バオーっ!」
 戦いが始まった。関索達は敵めがけて前進した。ピットはパルテナアローを三発放って、デルビル、アブソル、フシデを撃退した。
「ワルウウ!」
 ワルビアルはズルズキンとぶつかり取っ組み合いとなるもこれを投げ飛ばした。ピットは神弓を剣に変えてコラッタ、スリープ、ドガース、マユルドを切り倒していった。
「グルルル!」
 ズルズキン、スリーパー、スカタンク、ドクロッグ、クサイハナがワルビアルを囲んで押し込んだが、ワルビアルは一回転ジャンプして五体を吹っ飛ばした。
「行くぞ、ワルビアル!」
「ワルウ!」
 ピットの声に応じてワルビアルは前進して、スカタンクを投げ飛ばして、じしんでスリーパー、ドクロッグ、マユルド、ミネズミ、チョロネコ、ヤブクロン、ラッタを倒し、ピットも剣を振るってズルズキン、ヤミカラスを倒していった。
「えい、やあっ!」
 一方、直虎はサメハダーと戦っていた。サメハダーのかみつくをかわしていき、蹴りからの衝撃波を放ってこれを倒した。そこへブニャットが突進してくると、これを投げ飛ばした。
「さすが直虎殿、では私も!」
 関索は宙返りをしてヘルガーにブレーンバスターをして怯ませ、ミルホッグに回し蹴りをし、背後から襲いかかったギャラドスにジャンプして旋風を放って吹っ飛ばした。ケンホロウはエアカッターを飛ばして敵を怯ませて、バオッキーはかえんほうしゃを飛ばしてコンパン、モルフォン、アゲハントを攻撃した。激闘は続く・・・。

続く・・・。

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