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*紹介文/目次*
皆様、またお会いします、たくと七星です。これまでにポケモン小説を二作品を書いてきましたが、今回は少し違ったストーリーを書いてみようと思います。今回は人気作、スマッシュブラザーズのオリジナルストーリーです。
<作品概要>
まず、登場するキャラクターですが実は登場させるキャラは殆どは実際のゲームで遊べるプレイアブルのキャラ、スマブラで操作できるオリジナルのキャラではなく、スマブラでファイターに昇格されていないキャラを登場します。(主にアシスト、ファイター条件を満たしていない、他社キャラなど)純粋なスマブラキャラは少数で大半がこれに入ります。
理由としてはスマブラは色んなキャラクターの夢の共演が特徴なのでそうでないキャラクターで共演をさせてみたいと思い、この作品を考えました。スマブラに見えてそうでもない感じになってしまうかもしれません。そこはご愛嬌で見ていただければ幸いに思います。
<世界観>
本作は「スマブラx」のストーリー、「亜空の使者」の2年後が舞台です。また、本作では「亜空の使者」のムービー、「破滅的大敗」でタブーのOFF波動でフィギュアにされてしまったファイター達は死亡してこの世界にはいないと言う設定にしました。(ただし一部例外あり)
更にマスターハンドも死んでこの世界は創造主のいない無法地帯になり、悪の勢力がこの世界を我がものにしようと侵略をはじめる。それをファイター達が立ち向かい、悪に立ち向かうと言うストーリーになっています。
<作風>
今作の特徴は、まずは「勧善懲悪」です。特撮ヒーローでよくある正義と悪の戦いを意識して、正義の側であるファイター達が集結して悪を倒し平和を取り戻す。と言う感じでキャラの戦う理由や旅の目的がはっきりとわかるように出来たらと思います。
そしてもう一つは「異なる者同士でも仲良くなれる、友達になれる、好きな関係になれる」と言うものです。スマブラは姿も形も異なる者の共演がそうだったようにキャラの交流、絆を描いていきたいと思っています。
それでは、この作品を初めて行きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
<本作の注意事項>
本作では私の趣向で無双シリーズの三国、戦国の無双武将、ポケモンキャラが多く出てくるかもしれません。そこも温かく見守っていただければと思っています。
<本作の主人公格>
・毛利元就
戦国無双の元就、大トロと呼ばれているゆるふわな武将。亜空軍と戦っているさなかに負傷を負ったところ所をヨッシーたちに助けられて村の穏やかさに感心する。しかしそこに亜空軍の魔の手が来て一計を案じる。
・源義経
無双orochiシリーズの義経。雲海で自然王ナチュレを助けたことがきっかけで否応なしに彼女の旅に同行させられる。露出の高い女性に弱くそのことでよくからかわれる。
・ヒュウ
だれがよんだかひひひろし。ポケモンbw2のライバルキャラ。荒廃した動物園でファイターの生き残りであるピットと偶然出会い彼を無理矢理自分のサポートにさせる。旅をしているのにはある理由があって。
・関索
真・三國無双シリーズの関索。怪我をしていたところを森の住人である井伊直虎(戦国無双)とそのポケモン達に助けられる。直虎の森のポケモン達を守りたいという彼女の思いのために戦うことになる。
10~ 20~ 30~
*7*
ステージ5「森」その2
この話の主人公、関索
「やーっ!」
直虎は回し蹴りを連続して、ワルビアルにダメージを与えた。ワルビアルのきりさきをキックで弾いて接近して、連続パンチを浴びせてジャンプキックをして転ばせて、起き上がった所を蹴りから衝撃波を飛ばして爆風を放った。視界が晴れるとワルビアルの姿が消えていた。
「は、どこに・・・!」
直虎は辺りを探したが、地面が揺れていることに気付いた。地面からワルビアルが出てきて、ふいうちで攻撃した。
「きゃっ!」
直虎はダメージを受けたがワルビアルは羽交い絞めをして、叩きつけて攻撃した。
「きゃああ!」
直虎が倒れた所でワルビアルは片足を上げて踏みつけに出た。直虎はその足を両手で掴んで持ちこたえようとしたが、力の差に押されてしまった。
「く、このような事態でも私は手も足も出ないのか・・・!」
関索は何も出来ない不甲斐なさを責めた。それを見ていたヒヤリングポケモンのタブンネが関索の傷口にいやしのはどうを流した。その光で傷は完治された。
「礼を言う!私も加勢するぞ!」
関索は走り出して、一回転してからのキックをワルビアルに見舞って直虎を救出した。
「関索様!」
「直虎殿、さあ!」
関索が手を差し出した。直虎はその手を掴んで起き上がった。そこへワルビアルが立ち上がって咆哮を上げた。
「今度は二人の力を合わせるぞ!」
「二人の、はい!」
関索と直虎は走り出して跳躍してからの炎のダブルキックをワルビアルにぶつけた。凄まじい爆風となってワルビアルは力尽きてドシーンと音を立てて倒れ、影虫となって消滅した。
「やった・・・!」
「やりました!」
森のポケモン達は歓声を上げた。関索と直虎は互いの手を握り合った。
「共に戦おう、森だけではなく、この世界全ての平和のために!」
「はい、あ、あの、ふつつか者ですが、よろしくお願いします・・・」
「ふ、ふつつか・・・?まあ、こちらこそ、よろしく」
森に現れた影虫のワルビアル、あれは一体なんだったのか、関索と直虎の旅が始まった・・・。