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スマブラ セカンドストーリー 復活の亜空軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 39ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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10~ 20~ 30~

*7*

ステージ5「森」その2

この話の主人公、関索


「やーっ!」
 直虎は回し蹴りを連続して、ワルビアルにダメージを与えた。ワルビアルのきりさきをキックで弾いて接近して、連続パンチを浴びせてジャンプキックをして転ばせて、起き上がった所を蹴りから衝撃波を飛ばして爆風を放った。視界が晴れるとワルビアルの姿が消えていた。
「は、どこに・・・!」
 直虎は辺りを探したが、地面が揺れていることに気付いた。地面からワルビアルが出てきて、ふいうちで攻撃した。
「きゃっ!」
 直虎はダメージを受けたがワルビアルは羽交い絞めをして、叩きつけて攻撃した。
「きゃああ!」
 直虎が倒れた所でワルビアルは片足を上げて踏みつけに出た。直虎はその足を両手で掴んで持ちこたえようとしたが、力の差に押されてしまった。
「く、このような事態でも私は手も足も出ないのか・・・!」
 関索は何も出来ない不甲斐なさを責めた。それを見ていたヒヤリングポケモンのタブンネが関索の傷口にいやしのはどうを流した。その光で傷は完治された。
「礼を言う!私も加勢するぞ!」
 関索は走り出して、一回転してからのキックをワルビアルに見舞って直虎を救出した。
「関索様!」
「直虎殿、さあ!」
 関索が手を差し出した。直虎はその手を掴んで起き上がった。そこへワルビアルが立ち上がって咆哮を上げた。
「今度は二人の力を合わせるぞ!」
「二人の、はい!」
 関索と直虎は走り出して跳躍してからの炎のダブルキックをワルビアルにぶつけた。凄まじい爆風となってワルビアルは力尽きてドシーンと音を立てて倒れ、影虫となって消滅した。
「やった・・・!」
「やりました!」
 森のポケモン達は歓声を上げた。関索と直虎は互いの手を握り合った。
「共に戦おう、森だけではなく、この世界全ての平和のために!」
「はい、あ、あの、ふつつか者ですが、よろしくお願いします・・・」
「ふ、ふつつか・・・?まあ、こちらこそ、よろしく」
 森に現れた影虫のワルビアル、あれは一体なんだったのか、関索と直虎の旅が始まった・・・。
 

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