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スマブラ セカンドストーリー 戦慄の氷界軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 51ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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ステージ12「渓谷」その六


この話の主人公、源義経


一行、源義経、電光のエレカ、ミラ・マクスウェル、女戦士パンドーラ、ノノ、アーケオス、レントラー、バタフリー、ハハコモリ、弁慶、ヒュウ(ケンホロウ)、ピット、アバゴーラ


「ぐぬぬぬう、このままでは壊滅してしまうニャット・・・、ひとまず退散だニャット!」
 ブニャットが合図を出すと、戦っていた氷界軍はブニャットと共に退散していった。
「く〜、覚えていろロッグ!!!」
「お前の母ちゃんでべそでごわす!」
「この屈辱、いつか晴らしてやります!」
 ドクロッグ、ギガイアス、ミルホッグ達は捨て台詞を吐いて逃げ去っていった・・・。
 その後、義経達は弁慶とヒュウの一行と合流した。
「すまぬな弁慶、助かったぞ」
「なあに義経様、この弁慶様にかかれば氷界軍なんてちょちょいのちょいよ。俺様の第六感が急に騒ぎ出してさ、来てみれば、義経様が危なかった。正に俺様の冴え渡る勘がこの窮地を救ったって訳で・・・」
 弁慶が自慢げに話していると、
「おいおい、調子のいいこと言うぜ。俺達がここに来れたのはピットの上司さんのお告げだろう?」
 ヒュウが苦い顔をしてここへ来た訳を話した。
「そうだぞ、素晴らしいパルテナ様のお力があってのことで、あんたのそのよく解らない勘なんかじゃない」
 ピットは鼻を高くして腕を組んだ。
「て、いいい?!そいつは言わねえでくれよ。折角、皆の前でいい格好が出来ると思ったのに・・・」
 弁慶は肩をガックシと落として落ち込んだ。義経はやれやれ、と苦笑いをして、ミラはおかしく感じたのかクスリと笑った。
「義経、君の部下は中々面白い奴だな」
「ああ、面白すぎて参るくらいだ・・・」
「お、そうだ義経様」
 弁慶は思い出したのか、あることを義経達に話しだした。それは、氷界軍が拠点にしているというある場所のことだった・・・。


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