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オリジナル☆カゲぷよテト企画
作者: ちーちゃん  (総ページ数: 28ページ)
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10~ 20~

*6*

えーお久しぶりです。
このところ、更新できなくてすみませんでした。
今回は祖父からもらったノートパソコンから更新させていただきます。
ちなみに群青レインは2話で終わりになります。

ユリカ
…この話は、もう***は出ないから!
大丈夫だよ…

では続きをどうぞ。

「…夢?」
気づいたら朝になっていた。
とりあえず、エスが起きる前に次の仕事を終わらせなくては…
そう思った矢先、近くにあったゴミ箱をけってしまった。
「あ…ヤバ…」
「あ、ワイ。起きたのかい?」
「ええ、おはよう。どうしたの、こんな早くに」
「実は…次の仕事が。」
次の仕事。エックスの話し方からして時空を超えるのね。
「わかったわ。…エスをよろしくね。」
「ごめんね…またこんな仕事を引き受けさせて。」
「別にいいのよ。」
私は大罪の器を生成していた人物――
「じゃあ、これ仕事の資料。」
「…ありがとね。じゃあ、行ってくるわ」
「行ってらっしゃい。」
私は、次の仕事の場所の想像にふけりながら旅立った。
どうか、エックスもエスも私が帰ってくるまで元気でいますように。
エス、大きくなったらまた勝負しようね。
たくさん話しを聞かせてね。
……もうセカイが開いてる。
さあ、行きましょう。

**

(エス[幼少期]side)
「パパ、ママは?」
「…仕事に行ったよ。」
「なんでパパとエスをおいて行っちゃったの?」
「…そういう決まりなんだ」
「…そっか。わかった」

**
(エスside)

それからだいぶ年月がたって、いつまでたってもママは帰ってこなかった。
その上、パパも時空の番人となってしまった。
「…さみしいよパパ、ママ…」
座り込んだとき、近くにあった引き出しが開いた。
「日記?」
表紙にはワイと書かれただけの群青色の日記だった。

『今日も仕事が終わらない。いつもエスに迷惑をかけてしまって本当に心が痛い。エスがあんなわがままになってしまったのは私のせいかな?それでも無邪気なところはエスの長所でもあると思う。いつか好きな人ができたら会わせてほしいな。』

『明日は少しはゆっくりできそうだ。エスには何を作ってあげようか?一緒にクッキーでも作りたいな。外は星の雨が降ってるけどこんな景色なんていつでも見れるのにね。家族といつか一緒に見たいな。』

「これも、これも…どれも家族の事を気にかけてる。」
なんか、エスって薄情な子だなぁ…
しばらくは涙で視界が悪かった。
ママとパパの分、テト号でしっかり仕事をしよう。
そう思ったのだ。

次はマジシャンレコードです。
ただの物語なのでたぶんつまらないと思います。
では、今回はここまで。次回もお楽しみください。

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