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*16*
不意にヒュウが立つと私の肩をつかみ、私の耳に口を近づけてきた。
ヒ「コンビナートの借り、忘れてませんよねー(小声)。」
私はゾクッとした。貸した借りは、返す。それが私のポリシーだ。
ヒ「あれー、貸した借りは、返す。それがレイナのポリシーだったんじゃねーのか?(小声)」
こいつっ!私の心完全読んでる!仕方ない!
レ「映画、でますっ。(小声)」
ヒ「なんて?映画に,,,なんて?」
こいっっづづぅぅぅ!
レ「でますっ。」
ヒ「聞っこえっませーん!」
この時マオとトモバは、「こいつクズだな。」とおもった。
レ「で、ま、すぅぅーーーー!!!!!!」
大声で言うと周りの人がびっくりして。私達の方を向く。ヒュウがゲラゲラ笑いながら周りの人に
「何でもないでーす(笑)」と弁解する。
レ「後で潰す。」
私は小さい、どす黒い声で言った。
マト「ヒュウ、御愁傷様」
私のオーラで分かったのか、2人はヒュウに哀れみの視線を向けた。
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