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*44*
アクロマさんがプラズマ団の研究員?じゃあ、
レ「じゃああの時私とバトルしたのはっ!」
ア「はい。Z様からレイナさんのバトルのクセを掴むよう命令されたので。」
レ「じゃあ、アクロマさん、、、いや、アクロマは私のバトルグセを覚えてるってこと?!」
私が驚いたように言うとアクロマは満面の笑みを見せた。
ア「はい、ですから今のあなたでは私に勝つことは 不可能です。 」
レ「、、、」
ア「どうしました?このまま尻尾巻いて逃げますか?それともプラズマ団に入るというのもアリですよ、あなたの能力に免じて幹部にしてあげなくもありません。」
レ「、、、」
ア「おやまあ、恐怖で怖じ気づきましたか?ハハハ!無理も無い。」
怖じ気づく?この人はなにを言ってやがるんだ?
レ「じゃあ、今のお前は私のクセを知っているから勝てないと。」
ア「はい。」
レ「フフフアハハハハ!!」
私が急に笑いだしたからアクロマはびっくりしてカルテを落としそうになる。
ア「なんでしょう。恐怖でおかしくなりました?」
レ「いいや、面白いと思って。」
ア「?」
レ「アクロマ、バトルするぞ。お前が私のバトルグセを覚えようと、お前が私に絶対勝てるわけじゃない。」
ア「ッッ!ほう私の計算を否定するわけですか。」
アクロマは少し怒りを込めて言う。しかしレイナはそんなことを全く気にせずボールを構える。
レ「それに自信満々な奴の顔を絶望におとすのは凄く気持ちがいいんだ。」
ア「?!」
アクロマは思い出した。「この幼女は人の不幸を見るのが三度の飯より好きだからな。スイッチを入れない限り大丈夫だが気を付けろ。」そうZに言われていたことを、アクロマは入れてはいけないレイナのスイッチを入れてしまったのだ。
レ「さあ、バトルしましょう。私に絶対勝てるアクロマさん。」
アクロマは彼女の顔を見れなくなった。