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*12*
『第3話』
「寝ても醒めても!キュアマーリン」
……
ヨフカス
「と、いうことだ!奴らは思ったより面白そうだ」
ヤショッキン
「ほっほっほ、坊っちゃまにいい遊び相手が出来ましたな」
ディスコ
「でもそれ、友達とかそういうのじゃないっぽいけどぉ?」
ヨフカス
「まぁ何、姉(アネ)さんが心配する程じゃない」
ヨフカス
「なんなら今日は一緒に行って踊ってみるかい?」
ディスコ
「あらぁ、坊やがアタシを誘うなんて成長したわねぇ」
ディスコ
「いいわ、一緒に遊びましょ♡」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あかり
「私は体がしっかり寝てるみたいだけど、姉ぇも寝る必要あるんだよね?」
ゆらぎ
「そうなの………だからあかりが学校に私は寝ているの」
きつね
「大変ね寝る必要があるなんて」
ゆらぎ
「寝なくても生きていけるあなたは何なの?」
きつね
「種族だけは普通と違うの、私」
………
きつね
「でも寝る時間とか関係なく遅刻するのはどうにもなんないのあんた!?」
あかり
「そうは言われてもーーー!!!」
きつね
「あんたに合わせるんじゃなかった!!おかげでまとめて遅効よ!」
あかり
「ねぇどうにか足早くならないかな!?」
きつね
「プリキュアになれば……と思ったが魂だけになるんだった」
あかり
「どうすれば!!」
きつね
「早く出ろ!!!普段何してんだよ!!」
………
あかり
「ま、間に合った………」
きつね
「ジャスト1秒だったわね………しかも、まだ殆ど来てない人いるし」
あかり
「寝不足気味もあるし、寝坊も多いからね………多分、ヨフカスナイトクラブのせいで」
きつね
「責任重大よ、頑張んなさいあかり」
「………全く、酷い有様ですこと」
あかり
「………あっ、まりあちゃん!おはよう!」
きつね
「まりあ?」
まりあ
「あら、貴方は転校生………黒山さんだったかしら?私は井大まりあ、この学校の生徒会長をしてますの」
きつね
「1年生が生徒会長〜?」
あかり
「そういうものだよ」
きつね
「そういうものね、そう考えることにしとく」