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*17*
『第4話』
「日出る所のキュアフォーサイト」
きつね
「どうぞ」
まりあ
「失礼しますわ」
あかり
「どうぞ、どうぞ!」
…………
まりあ
「………改めて、夜空さん………あれは一体なんでしたの?」
あかり
「えーと、説明するとちょっと長くなるんだけど………」
あかり
「今、ゆらぎ姉見えてる?」
まりあ
「………いえ、夜以外はそういったものは見えませんわ」
あかり
「あ、そうなんだ………あのね」
…………
まりあ
「………信じ難い事だけど、昨晩私も変身した以上……本当のことですよね」
まりあ
「というか、まさかアレが夜空さんだったなんて」
あかり
「まりあちゃんお願い!一緒に戦って!」
まりあ
「………まぁ、この街の夜更かし現象は私もどうにか出来ないかと思ってましたし………」
まりあ
「出来る限り………足でまといにならないように善処しますわ」
あかり
「ありがとう!」
きつね
「で、残るグッドトーカーもあと1つね」
まりあ
「全部で4人……でいいですの?」
きつね
「うん、1人見えてないけど大体そう」
ゆらぎ
「今のところ現世人ばかりなのどうにかしたいのですけど………」
きつね
「冥界はアテにならない(偏見)」
「………あと一人なら問題ないんじゃないの」
あかり
「そうそう!きっとすぐに見つかるよ!」
ゆらぎ
「見つかったら困るんです!」
まりあ
「こんな調子で大丈夫ですの……?」
きつね
「誰だ今の!!?」
あかり
「あっ、いずるちゃん!」
ゆらぎ
「い………いずる?」
………
あかり
「この子ね、私の家のルームメイトの不和いずるちゃん」
いずる
「いずる、今はあかりの家に居るの」
きつね
「………こんな奴学校に居たっけ?」
まりあ
「見たことありませんわ………」
いずる
「私学校行ってないから」
まりあ
「はい!?」
きつね
「いいのかよニチアサだぞ、義務教育放棄はまずいんじゃないのか」
いずる
「………」
きつね
「おいあかり、こいつ本当に大丈夫なの」
あかり
「いずるちゃんはとっても面白い子なんだよ!」