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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*19*

きつね
「何?こっちはアンタに言われた仕事進めてるんだけど」

『うん……あれのことも勿論大事なんだけど、実はその世界で1個問題が………』

きつね
「問題?」

『………時空犯罪者の、反応があった』

きつね
「うげー………多分冥界のそれとは関係ないやつね」

『冥界?』

きつね
「ああ、こっちもこっちでまた大騒ぎになってきたのよ、プリキュアなんて私初めて見たんだから」

『………なんか、君が女の子の言葉って違和感あるね』

きつね
「あかりにああ言われちゃ見過ごせるわけないのよ、完璧でしょ俺」

『………大丈夫?任せていい?雌落ちしてない?』

きつね
「少なくともお前には言われたくない、それじゃあな」


ゆらぎ
「きつねさん」

きつね
「うわっ急に話しかけてくんなよ、ゆらぎ」

ゆらぎ
「……その、貴方はグッドトーカーを使わなくていいのですか?」

きつね
「前にも言ったでしょ、俺がやるよりあかり達の方がよっぽど強い」

きつね
「それに………別世界のことにはあまり俺が首突っ込みたくない、けどほっとけない、それだけよ」

ゆらぎ
「………今度の相手、流れからして恐らくチュウゲイマンが来ます」

きつね
「………そのチュウゲイマンって強いの?ゲーマーなんでしょ?」

ゆらぎ
「………冥界でも随一の力をもった、とんでもない男です………あかりや私でも勝てるかどうか………」

きつね
「弱気になるなよ、『お姉ちゃん』」


きつね
「少なくともお前の………幽霊達の問題だろ、お前がしっかりしなくちゃおしまいだぜ?」

ゆらぎ
「それは分かっています……でも、あかり達を巻き込んでしまったことを……」

きつね
「……巻き込む?いや、それは違うわ」


きつね
「『あかり達だったから解決する』のよ、冥界の奴らでは出来ないことをするわ」

きつね
「私が保証してやるんだから」


ゆらぎ
「…………」

きつね
「んじゃ、また今夜頑張りなさいよ」

ゆらぎ
「…………はい!」



ーーー

ゆらぎ
「あれ?あれ………あれ!!?」


ゆらぎ
「最後のグッドトーカーがない!!?」



いずる
「………」


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