完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*24*

ゆらぎ
「そもそも貴方こそ何なのです?」

きつね
「………そうだな、アンタと同じで人間じゃないってのは確かだ」

きつね
「でも信じて欲しい、俺はあかりの敵じゃない」

きつね
「ただ………ヨフカスとはちょっとな」

ゆらぎ
「あの人とどんな関係なのです?」

きつね
「……………生前の、知り合いとか、まぁ………そんなもんよ」

きつね
「多分、こんな姿だし絶対気付かないと思うけど………」

ゆらぎ
「それでここに?」

きつね
「まぁそれもある、それとは別件で問題も出来ちゃったけどね」

きつね
「それよりも更に問題は」

ゆらぎ
「いずるさん………」

きつね
「そう、アンタ不和って家と知り合い?」

ゆらぎ
「いえ………」

きつね
「なのに普通に暮らして、なんかあかりにベタベタしてんの?」

ゆらぎ
「ええ……」

きつね
「しかも未成年同士のルームメイト」

きつね
「ニチアサ次元にも限界あるっての」

ゆらぎ
「そ、その………幽霊の私が言うのもなんですが、あかり大丈夫かしら……」

きつね
「…………そうなんよな、現世も現世で問題だらけだ」

きつね
「…………して、ああは言ったがこの雨の中奴らは来るのかな?」

ゆらぎ
「幽霊には雨も雪も関係ありませんので、もしかしたら…………」

きつね
「うっわー………」

………
きつね
「あかり、楽しんでるところ悪いが今晩も頼む」

あかり
「わかった、ヨフカスナイトクラブを止めるためだもんね」

いずる
「たまには休んでくれないかな」

まりあ
「幽霊にそんなこと言ってもしょうがないでしょうけど……」

きつね
「私もまた探しておくから、準備しておきなさいよ」

あかり
「うん」


………



きつね
「……………」

いずる
「なんで見てるの?」

きつね
「いや、ちょっとね」


いずる
「私が気になる?」

きつね
「その経歴で気にならない女はいない」

いずる
「……………オイオイね」

きつね
「またそれか」

いずる
「じゃあ貴方も」


いずる
「貴方もあかりに、本当のことを言える?」

きつね
「…………おいおいね」


23 < 24 > 25