完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
*23*
…
きつね
「で………プリキュア諸君」
きつね
「どうすれば奴らに一泡吹かせてやれるかしら?」
まりあ
「そうは言われても………」
いずる
「ヨフカスに直接攻撃」
ゆらぎ
「確かにこの数なら、ネボーンは3人に任せて1人がファミリーを攻撃も出来ますが………」
あかり
「ファミリーってそんなに強いの?」
きつね
「幹部格な時点で何かしら強いのは確かよ」
きつね
「………ただ、ヨフカスも何かしら秘めてそうな」
いずる
「今更だけど、どうしてあなたここに居るの」
いずる
「プリキュアでもないのに」
きつね
「何を!?俺だってな、ネボーンくらいなら倒せるわ!!」
あかり
「じゃあ次はきつねちゃんにも頑張ってもらって、私たちでファミリーをなんとかしよう!」
きつね
「サラッとえげつない事言うね君」
ゆらぎ
「あかり……そろそろナチュラルに人を頑張らせる悪癖は治しなさい……」
………
きつね
「で、この雨の中帰りたくないんだけど」
あかり
「じゃあ家で寝る?」
まりあ
「え!?」
きつね
「私はいいわ、寝なくていいし」
いずる
「他所から来てるのまりあだけだし」
まりあ
「そ、そんな急に言われても!?お父様お母様には何も伝えてないのに……」
あかり
「平気平気、女の子同士なら何も変なことは起きないっていずるちゃんが」
いずる
「あかり」
ゆらぎ
「あかり!!!?」
きつね
「変なことって何よ」
ゆらぎ
「知らなくていいです!」
あかり
「ねぇ〜、遊ぼうよ!日曜日だし、雨だし!」
いずる
「うん、それがいい」
…………
きつね
「あかりって、昔からあんなんなわけ?」
ゆらぎ
「………ええ、小さい子から明るい子だった」
きつね
「………そんな中で、アンタはいなくなった」
ゆらぎ
「………」
きつね
「あかりは事故って言ってたけど、なんで亡くなったの?」
ゆらぎ
「………事故は、事故です」
ゆらぎ
「花を見て分かりますよね、車に轢かれたんです」
きつね
「………うーん、なんか納得いかないがそういうことにしておくわ」