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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*29*

ヨフカス
「何!!?寝れないだと!!!?それは大変だな、夜更かししよう!!」

ヨフカス
「ゲームソフトはないのか?漫画は?本棚は結構あるようだが」

あかり
「あっ、ちょっとやめてよー、私だけの部屋じゃないんだから」

ヨフカス
「そうか、なら居間に行ってテレビを見ないか?深夜の番組は面白いぞ、アニメもやってるからな!」

あかり
「真夜中にテレビなんて暗くて見れないよ……」


ヨフカス
「そうか、やはり君は見ての通りの模範生だな」

ヨフカス
「…………まあ何、布団の上で何もしないというのも贅沢なものだ」

あかり
「………どうして私に構うの?プリキュアは他にいるのに」

ヨフカス
「君と一緒に遊ぶのが1番楽しいからだ、あかり」

あかり
「そうは言われても……」



あかり
「ああああーーー!!」ガタッ

あかり
「そういえば宿題やってなかった!」

ヨフカス
「何!」


あかり
「…………忘れたっていえばいいかな」



ヨフカス
「ダメだ」

あかり
「えっ」

グイッ

ヨフカス
「宿題はやるべきだ」

あかり
「う、うん……でも………」

ヨフカス
「分からないところは俺が教えてやる」

あかり
「あ、ありがとう………?」



………………


ヨフカス
「………終わったな、」

あかり
「こんなに早く終わるなんて………頭良いんだね」

ヨフカス
「勉強はよくしていたから………あれ?」

ヨフカス
「俺、冥界に来てから1度も勉強はしてなかったような気もするな?ん?」

あかり
「人間だった頃の……」

ヨフカス
「いや、さっぱりだ、そもそも冥界の幽霊というのは生きていた頃の記憶は何も無いからな」

ヨフカス
「このヨフカスという名前も爺や達がくれた物だ」

あかり
「えっ………」

ヨフカス
「まぁ何だ、宿題が終わってよかったじゃないか、今度はしっかり寝るまでにやっておくんだぞ?夜更かしする暇が無くなるからな」

ヨフカス
「あと一夜漬けもダメだ、そこまで追い込む必要は無いぞ」

あかり
「う、うん………」

ヨフカス
「まあそれはそれとして、今日は3時まで夜更かしタイムだ!!」

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