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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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キュアスプーク
「ぐっ………あの一撃で空まで飛ばされた……?」


きつね
「綺麗だよな、ここなら星空もくっきり見える」

きつね
「リアルワールドで空を見るとさ、アニメみたいにキラキラ星があるわけじゃないんだ、たいてい曇っとる」

きつね
「だから俺はアニメの景色の方が好きなんだ」

きつね
「まぁずっと夜空ばかり見てるのも嫌だけどな……ねぇ、『夜空ゆらぎ』」

キュアスプーク
「……………せめて、あの石を返していただけませんか!?」

きつね
「それ使ったら確実にあかりが悲しむからヤダ」

きつね
「言っとくが、それとこれが別なんて事は絶対にない」

きつね
「だってよ………この石ころ、ティーの涙は」


キュアスプーク
「プリキュア・ゴーストチョーカーホールド!!」


ブシャアアアッ!!

きつね
「俺の体の成分から出来ているからだ」


キュアスプーク
「え………?」

きつね
「この俺の黒い生物、液体の一つ一つ、これが固形化したものがティーの涙」

きつね
「厳密には俺から生まれた訳じゃないが………まあそれはいい」


きつね
「ほら、割ってみな……別に壊したからって効力がなくなるわけじゃない………ちょこっと黒いものが出てくるはずだ」

きつね
「やってみな」

キュアスプーク
「……………まさか、本当に…………そんなことが」




キュアスプーク
「あるわけ…………」


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キュアナイト
「まりあちゃん、いずるちゃん、そっちはどう?」

キュアマーリン
「ダメですわ………何も進展がありません」

キュアフォーサイト
「………こっちも」

キュアナイト
「何もわかんないよ………」

キュアフォーサイト
「………不気味」

キュアフォーサイト
「誰の仕業かも分からない、そもそも人為的かも分からない」

キュアフォーサイト
「………まるで、私達でも想像出来ないくらいのとんでもない存在がいるかのような……」

キュアフォーサイト
「まぁ黒山きつねも似たような感じなんだけど………」

キュアナイト
「このままずっと夜のままだったらどうしよう…………」

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