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*9*
きつね
「グッドナイトクラブの面々ってどんな感じなの?」
ゆらぎ
「グッドナイトクラブのメンバーは数百人以上、その殆どが昨晩戦ったような骨の怪物になっているの」
ゆらぎ
「入会条件は『1度でも寝坊したことある人間』だから簡単に入れてしまうの」
ゆらぎ
「その上の幹部格……ヨフカスは『ファミリー』と呼んでいるわ」
ゆらぎ
「夜食などといって、余計な食事を取らせるヤショッキン」
ゆらぎ
「真夜中に音楽を鳴り響かせて踊る、激しく騒がしいディスコ 」
ゆらぎ
「眠らずゲーム三昧、徹夜は当たり前のチュウゲイマン 」
ゆらぎ
「この3人のさらに上が、ヨフカスね」
あかり
「…………大体のことは分かったかも」
きつね
「で、貴方達プリキュアがそれを止められるものってわけね」
きつね
「あかりは魂だけ抜き出て変身するから、傍から見れば雑魚寝してるようにしか見えないし 」
あかり
「そこら辺何とかならないかなー」
きつね
「体は寝てる扱いなのよね?ベッドの上で変身してあとから向かえば……」
ゆらぎ
「とは言ってもヨフカスは気まぐれ、誰を選んでどこで何をするのか分からないの」
きつね
「………そこら辺は私に任せとけな」
あかり
「えっ、きつねちゃん分かるの!?」
きつね
「これでも私、そういうのの専門なんで」
ゆらぎ
「……貴方、私たちのことも見えるし一体何者なの?」
きつね
「まだ明かすことは出来ない、でも味方であることは確か」
きつね
「プリキュア以外の前では私は普通の女子中学生、それが黒山きつねなんだから」
あかり
「…………」
きつね
「何その目」
あかり
「………きつねちゃん、全然普通じゃないよ」
きつね
「…………マジで!!?」
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あかり
「でも私たち2人だけで大丈夫かな………」
ゆらぎ
「大丈夫です、グッドトーカーはまだあと2本ありますから」
きつね
「2本と言ってもさ、そっちで候補を派遣とかしてくれるわけ?」
ゆらぎ
「そう思って冥王様に聞いたのですが、もう少しかかりそうって………」
きつね
「おいおい………」