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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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キュアキュウビ
「フフフッ、初めましてかしら?冥王?」

キュアナイト
「え!?」

キュアフォーサイト
「そのぶった斬られたボロ雑巾が冥王?」

冥王
「く……」

ゆらぎ
「ちょっと!?貴方一体何を………」

キュアキュウビ
「改めまして、私は黒山きつね……たくっちスノーって名前の方があなたはお分かりかしら?」

キュアキュウビ
「私がここに居るって事は、もう貴方は絶体絶命ってことはお分かり?」

冥王
「………っ、貴様………!!」

キュアナイト
「どういうことなの?」

キュアキュウビ
「簡単な話よ、ヨフカスの父親は私の兄弟……まりあの父さんもそうだった。」

キュアキュウビ
「本来、他世界から干渉出来る【グッドナイトプリキュア】でまりあはプリキュアになっていない。」

キュアキュウビ
「当然よね?私達異形の兄弟がアニメに出てたまるかってもんだ。」

キュアキュウビ
「それはつまり……」

キュアマーリン
「………ヨフカスは、本来存在していなかった?」

キュアキュウビ
「その通り。」

キュアキュウビ
【グッドナイトプリキュアには、ヨフカスナイトクラブなんてヴィランは居なかった。】

キュアキュウビ
「ありもしない悪役をでっち上げ、物語を書き換えた。」

キュアキュウビ
「この崩壊具合でゆらぎ程度なら誤魔化せるが、私はそうもいかない………ダイナマイトか何かでも使ったんでしょ?」

キュアキュウビ
「いやむしろ、冥界なんてものは存在しないの……幽霊はいたけど。」

キュアキュウビ
「ヨフカスのおかげでムードは表面的には明るかったけど、グッドナイトプリキュアってのはもっと暗めで報われなさもある話なんだよ。」


キュアキュウビ
「そうでしょう?この作品の本来の【黒幕(ラスボス)】」

キュアキュウビ
「冥王こと【ムエルト】さんよ?」

冥王ムエルト
「…………まさか、まさか………筋書き通りに進んでいたと思っていたが、最初から全部書き換えたはずだったが………。」

キュアキュウビ
「ごめんなさいね、俺は【正義(たくっち)の悪役(スノー)】……相手が滅茶苦茶にするなら俺はお前の予想を超えて更に滅茶苦茶にする!それが俺流よ!」

END

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