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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*41*
………時空レースが終わって数日、トレーニングを重ねてさらに成長したたくっちスノーは………
ルドルフ
「そろそろいい頃合いだと思う、またあれをやってみてくれ」
たくっちスノー
「………分かりました、マガイモノチェンジ!マヤノトップガン!!」
たくっちスノー
「うりゃ!!」
トップガンの姿で走るたくっちスノー……自分でも感じた。
早く走れる、この間よりも上手く、丁寧に………綺麗に走っていると!
ルドルフ
「気分はまさに歓天喜地か、様になってきたみたいだね」
たくっちスノー
「ああ、これでようやく俺もルドルフさんに本格的なトレーニングが出来るぜ」
たくっちスノー
「と、その前に10分の休憩時間だ!」
………
たくっちスノー
「ふう……」
たくっちスノーが息抜きをしていると、月詠が近くに来て缶コーヒーを置く
月詠
「お疲れ様です」
たくっちスノー
「すまねーな」
たくっちスノーは缶コーヒーの底を貫いて下からコーヒーを飲む
月詠
「昨日のレースは惜しかったですね」
たくっちスノー
「ああ………もしかしたらいけると思ったが、現実は甘くなかったってわけだ」
たくっちスノー
「自由派も結果を見て驚いたそうだ」
月詠
「さらに、あそこから嵐龍杯でビターグラッセも1着を……」
たくっちスノー
「お、そっちは見てないんだよな……あとでビデオ借りよ」
と、話をしながらコーヒーを飲んでいたら月詠の方から切り出してきた
月詠
「聞いてもいいですか?詳しくないので………」
月詠
「何故リトルココンとビターグラッセは同じレースに出なかったんですか?どちらも強いし仲が悪いというわけでもないのに」
たくっちスノー
「そりゃ距離適性が違うからな、例えばリトルココンは長距離を走るのが得意で、ビターグラッセは短距離の方が得意なんだ」
たくっちスノー
「まぁ、ここのバクシンオーみたいな短距離が得意なのに長距離が走れる特殊なやつもいるんだが」
月詠
「なるほど、試合を見るにグラッセは速攻型でココンは逆転型……ということですね」
たくっちスノー
「……ただ、1つ問題がある」
月詠
「問題?」
たくっちスノー
「うちのルドルフさんもココンと同じで『差し』の方が上手いことだ」
月詠
「それは…………確かに難しいですね、比較されますし」
たくっちスノー
「だが、それでも俺たちにはあの2人にはない強みがある……マガイモノチェンジなら……!!」