完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~
*61*
それからというもの、たくっちスノーはトレーニングのみではなく休日もしっかりとスケジュールを組んで健康的に過ごすようになっていた
月詠
「何飲んでるんですか?」
たくっちスノー
「プロテイン、俺に効くのか分かんねーけどなんでも試したくなってな」
月詠
「そういえば、マガイモノって鍛えても筋肉つくんですかね」
たくっちスノー
「分かんないけどとりあえずトレーニングはする」
たくっちスノー
「最近はルドルフさんと並走出来るくらい走りも上手くなってきたからな」
月詠
「へぇ………なにか秘密でも?」
たくっちスノー
「お、聞いちゃう?コレ見ちゃう?」
たくっちスノーはビデオデッキとテープを取り出して再生する、そこにはシンボリルドルフの後ろ姿が映っていた
月詠
「これって例の会長さんですか?」
たくっちスノー
「そ!最近走ってるところ見てたんだけどさ、フォームがめちゃくちゃ綺麗なんだよね〜!トウカイテイオーから借りたんだ!」
月詠
「ほぉ〜」
たくっちスノー
「あとは、これ!昔からよく見ているやつ!」
たくっちスノーは別のビデオテープを取り出して再生する、次の映像は見たことないウマ娘が映っていた。
しかしそのウマ娘は今まで見たことないほどの完璧な仕上がりで、誰もを圧倒していた。
月詠
「これ、誰ですか?」
たくっちスノー
「俺も知らない……けどめちゃくちゃ強いから参考にしてるんだ」
月詠
「あぁ、だからたくっちスノーさんのフォームが似てるんですね」
たくっちスノー
「うん!なんかこう見るとやっぱりウマ娘すげぇわ〜って感じだよな」
月詠
「私にはよく分かりませんけど、すごいんだろうなって事はわかりますよ」
たくっちスノー
「ああ!俺も負けてられん……もっと走って、もっと研究して……」
たくっちスノー
「………あ、もう時間だ!行かなきゃ!」
たくっちスノーが次の予定のために去っていき、Sonic.exeと通りすがって月詠と話す
月詠
「貴方の言った通りでしたね……」
Sonic.exe
「だろ?本気でなんとかしようと思ったアイツは強いんだ」
Sonic.exe
「雪も……馬鹿みたいに純真な王に触れてあんな奴になれたんだからな」