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*12*
【第3話】
「たまメント!」
ジーン
「‥‥‥‥‥っ、」
たくっちスノー
「ん‥‥‥‥‥」
メアト
「‥‥‥‥‥‥あ、あ、れ?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥なんの反応もない‥‥‥‥外したはずなのに‥‥‥‥」
イグニス
「つまり‥‥‥この玩具にはハズレは存在してなかったということか」
たくっちスノー
「悪趣味なモノ作りやがって!!!」
たくっちスノーは怒りに任せ刀で凶暴ドラゴンくんを真っ二つにする
たくっちスノー
「なんだ!?この断面は!!牙が押しこめる機構がついてるだけで他はハリボテじゃねーか!!」
メアト
「あっ、あ‥‥‥‥‥‥‥」
メアト
「あああああああああああああぁぁぁ!!!!」
イグニス
「‥‥‥‥‥‥‥辛かっただろう」
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たくっちスノー
「とりあえず分かったこと、それは」
たくっちスノー
「今後何が来てもぜってぇ楽しめねぇってこと、あと‥‥‥‥」
ジーン
「最深部にたどり着いたら問答無用で魔法を放ちましょう」
たくっちスノー
「そういうこと」
‥‥‥‥
そして、次の部屋へ‥‥‥‥
たくっちスノー
「今度は‥‥‥‥なんだ?」
ジーン
「ちっちゃい‥‥‥端末?」
ユニ
「‥‥‥卵のような形をしていますね」
たくっちスノー
「なんだこれ、『たまごっち』のつもりか?」
メアト
「なにそれ?」
たくっちスノー
「こういう携帯端末の玩具だよ、こいつで別世界の生命体を育成出来るんだ」
たくっちスノー
「餌を与えたりトレーニングしてな、そうすると育て方によって色んな形に進化するんだ」
たくっちスノー
「リアルワールドでは一昔にブームを築いたこともあったな」
ジーン
「へぇ‥‥‥‥成長ってどれくらいの時間で?」
たくっちスノー
「ざっと数時間と言ったところか」
メアト
「こんなのでね‥‥‥‥」ポチ
メアト
「ん?ねぇジーン、これってほよほよ君じゃない?」
ジーン
「え?本当ですね」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥ほよほよくんって言うのはいわゆるベビー的なあれでいいのか」
ジーン
「まぁ多分このゲームではそういうことかと」