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*29*
たくっちスノー
「えーと、時計の針は‥‥‥‥5分か」
ジーン
「あと5分も!?」
たくっちスノー
「5分って長いようでこういうのだと結構なげーんだよな‥‥‥」
ジーン
「私も失敗しないか不安で仕方ないですよ」
たくっちスノー
「気を付けろよ、その玩具詰みポイントもあるからな」
ジーン
「う‥‥‥それを言われると途端に不安になってくるじゃありませんか」
ユニ
(ただレールを繋げて維持するだけでは駄目‥‥‥‥少しでも道を作らなくてはならない)
ユニ
(が、やり方によっては挽回不可‥‥‥詰みとなる、そこの調節が大事というわけですか‥‥‥‥)
たくっちスノー
「どうにか俺たちも近づこうとしてるが、と、とと!!」スイーーッ
たくっちスノー
「レールが動くもんでこっちも中々歩けんのよ!!」
イグニス
「‥‥‥いちかばちかだ」
イグニス
「影柱!」
イグニスは乗り物を結界に閉じ込め、乗り物が結界に激突していく!
イグニス
「これで暫く足止めになるはずだ‥‥‥‥」
たくっちスノー
「よし、今のうちに!!」
ジーン
「私も近くのレールを操作しておきますか‥‥‥‥」
‥‥‥‥
ユニ
「‥‥‥‥今のところは問題なさそうですね」
ユニ
「あと3分‥‥‥それまでに何も無ければいいですが」
ガガッガガガガ
ユニ
「ん?」
ガガッガガガガガガガガガガ
ユニ
「なんだ‥‥‥‥このぶつかるような変な音は」
ユニ
「何か‥‥‥何かおかしい」
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たくっちスノー
「よし、ちょっとずつ近づけたぞ‥‥‥‥」
ユニ
「イグニス!!結界を解除してください!」
イグニス
「どうしたユニ!」
ユニ
「車輪の様子がおかしいです!無理やり結界を破ろうとしています!」
イグニス
「分かった、今‥‥‥待ってろ」
イグニス
「メアト、無事か!」
メアト
「い‥‥‥イグニス〜〜〜!!」
イグニス
「影柱解除!」
その瞬間、乗っていた車輪は大きく揺れる
イグニス
「うっ!?」
メアト
「うぎゃ!?」
イグニス
「何が起きた!?」