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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 おもちゃ ナントカ三術将 レトロ 
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*56*

ジーン
「まぁ、兎にも角にも…………」

ジーン
「あの奥にチモッチャが居ることは確かなんですから………本人に直接聞けばいいでしょう」

ドグレ
「オレもそろそろ子供の遊びには飽きてきたところだ、さっさと終わらせてくれよ」

ユニ
「全くですね………元はと言えば僕らも巻き込まれてしまったわけですから」

たくっちスノー
「悪いと思ってるってマジで、出たらなんかお詫びするから」

メアト
「玩具以外で頼むわよ」

たくっちスノー
「わーってるって、んじゃ………」


たくっちスノー
「久しぶりにその面拝んでやりますか!!」


ガチャッ



チモッチャ
「……………」

たくっちスノー
「久しぶりだな…………時空犯罪者(チモッチャ)」

チモッチャ
「………どうです?玩具の迷宮は、童心に帰って楽しんでくれましたか?」

たくっちスノー
「童心どころか無知の集まりでな、教えるのに苦労したよ」

メアト
「ま………ほとんど面白くなかったんだけど」

イグニス
「そんなことはどうでもいい、お前には聞きたいことが山ほどある」

チモッチャ
「話は結構、だがその前に………」

たくっちスノー
「なんだ?また玩具で遊ぼうということか?」

チモッチャ
「ええ、最後に………私と遊ぼう」



チモッチャ
「このエアーホッケーで」


たくっちスノー
「………………」


たくっちスノー
「本当に最後なんだな?」

チモッチャ
「うん」

たくっちスノー
「本当の本当にだな?」

チモッチャ
「うん」

たくっちスノー
「次があったら斬り殺すからな」

チモッチャ
「ふふふ…………怖い怖い」


ジーン
「待った」


ジーン
「この勝負、私が受けましょう」

たくっちスノー
「ジーン?」

ジーン
「我々としては、巻き込まれただけの被害者であり………招かれた客の1つですからね」

ジーン
「それに言いたいことは私も結構あります」



ジーン
「これで?これを?弾けばいいんですか、なるほど単純ですね」

チモッチャ
「ゲームは単純だからこそ面白い」

ジーン
「それもそうだ………さぁ、最後の遊びを始めましょう!」

END

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