完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 おもちゃ ナントカ三術将 レトロ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*61*

……………


たくっちスノー
「あれ!?」

たくっちスノー達は、元の世界に帰ってきていた

たくっちスノー
「………ドグレもいない、居るのは、例の4人だけ」

ジーン
「う………うーん?」

メアト
「こ……ここは?」

イグニス
「魔王城………戻ってこれたようだな」

たくっちスノー
「………ジーン、お前さっき何したの?」

ジーン
「いやね……あれだけ大口叩いておいてハズレだったらなんだかかっこ悪いと思いまして」

ジーン
「エアホッケーの途中にもチモッチャの体に魔晶石を仕込んで、一緒に爆破させました」

たくっちスノー
「えげつねぇ事すんな!!弾丸食わされた花山薫みたいになってたぞあいつ!!」

たくっちスノー
「………お前の追い詰め方、用意周到さ、そして敵と判断した時の容赦のなさ」

たくっちスノー
「改めてお前って魔王軍で、幹部格なんだなーって実感したよ」

ジーン
「ええ、我々も最近までは………和平なんて頭にありませんでしたから」

たくっちスノー
「ホント敵だったらと思うとゾッとするぜ」


ユニ
「…………つまり、貴方はどっちが本物だったにせよ」

イグニス
「粉々に吹っ飛ばすつもりで放ったのか」

ジーン
「そういうことです」



たくっちスノー
「おいおい………ん、電話だ」


たくっちスノー
「もしもし………え!?チモッチャの被害者達の様子が変わった!?」

たくっちスノー
「ああ、その件で俺も言いたいことがある、すぐ行く!!」


たくっちスノー
「じゃあ俺、ちょっと用事が出来たから!」


たくっちスノー
「お前らには迷惑かけちまったな!んじゃ!!」

ジーン
「はい、また今度」

………

メアト
「ところでさ、ジーン」

ジーン
「なんですか?」

メアト
「あいつって何だったのかしら?本当に玩具であたし達を喜ばせたかったのかな」

ジーン
「あ、それは100%有り得ません、断言します」

ジーン
「本当にそうしたいと思うなら人を閉じこめる迷宮なんかよりレジャー施設でも作ればいいんです」

ジーン
「だから少なくとも喜ばせたいっていうのは大嘘でしょうね、ろくな理由ではないでしょうね、そう思ったんですよ」

ジーン
「…………玩虹術士、興味はありましたが蓋を開けてみればこの程度でしたか」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【CAST】
彩喚士ジーン
守影術士イグニス
夢幻操士メアト
星占術士ユニ
たくっちスノー
あかっちスノー
あおっちスノー
きちスノー
守影術士ドグレ
玩虹術士チモッチャ/人攫いの迷宮


【スペシャルサンクス】
Amazon
色んな実在する玩具を開発した企業
遊戯王
小説カキコ


【作者】
メタルメイドウィン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジーン
「おーいメアトー」

メアト
「何よニコニコしながら迫って気持ち悪いわね」

ジーン
「久しぶりにトランプでもやりません?」

メアト
「あたしアンタとトランプに付き合ったこと1回もないんだけど?」

ジーン
「だからこそだ、色々よく分からないものをやってきたが、なんだかんだでこれが1番楽しい、ルールも色々ありますしね」

メアト
「…………ま、いっか、あたしもヒマしてた所だし」



遊ぶなら、いつもの場所で、いつもの仲間と、いつもの遊びをするのがいちばんだ。


【ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮】
おしまい。

60 < 61 > 62