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*9*
メアト
「うりゃーーー!!」
ジーン
「あっ、おい馬鹿っ!!」
カチッ
メアト
「次元層‥‥‥‥‥」
ジーン
「‥‥‥‥‥‥‥」
ジーン
「な、な‥‥‥‥なんとも‥‥‥‥ありません」
たくっちスノー
「せ、正解みたいだな‥‥‥‥ビックリさせやがって‥‥‥」
メアト
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」ガクガクブルブル
たくっちスノー
「‥‥‥‥よし、次は俺から行くぞ」
‥‥‥‥‥
たくっちスノー
「こういう時、ハズレがありそうなのは‥‥‥‥こことか?」カチッ
‥‥‥‥‥
たくっちスノー
「うわあああああああああああぁぁぁ!!!当てちまったああああああああぁぁぁ!!!」
‥‥‥‥
ジーン
「外すなよ‥‥‥‥外すなよ‥‥‥‥絶対にハズレを出すなよ‥‥‥‥‥」
カチッ
ジーン
「まだ3個目なのに心拍数がとんでもないですよ‥‥‥‥」
‥‥‥‥
ユニ
「‥‥‥‥運よ、僕に味方してくれ‥‥‥っ!!」
カチッ
ユニ
「‥‥‥‥まさか、ここまで恐れることになるとは」
‥‥‥‥
イグニス
「‥‥‥‥‥‥」
カチッ
イグニス
「問題なし‥‥‥‥と」
メアト
「ま‥‥‥またあたしの番!?」
ジーン
「いや、ここは私が先にやりますよ!」
メアト
「‥‥‥‥‥」ハァハァハァハァ
メアト
「こ‥‥‥‥これ!!」カチッ
ビクッッッ!!
メアト
「ひっ」
ジーン
「‥‥‥‥‥‥ちょっと振動で揺れただけみたいですね」
メアト
「驚かせないでよ‥‥‥‥あ、あたしもう怖くなってきたわ‥‥‥‥‥」
ジーン
「わ‥‥‥私も少し不安ですよ‥‥‥」
ジーン
「残りの牙は‥‥‥」
ジーン
(‥‥‥‥待て、待たないか)
ジーン
(確率としてはほぼ低い想定だが、もしも、もしもの話だ)
ジーン
(我々は5人、牙の数は計20個)
ジーン
(もしここから奇跡的に全て正解し続けたとしても‥‥‥‥)
ジーン
(最後の20個目は‥‥‥‥メアトが押すことになる‥‥‥)
ジーン
「たくっちスノー!」
ジーン
「当たり以外を全部押したら‥‥‥勝ちってことにはなりませんか?」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥ならない。」