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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作品同時展開
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83:25
クー
「そろそろ‥‥‥始めます!」
クーはレバーを引いてミッションを開始する!
魔王城の中央部に、巨大なゲーム装置が作られる!!
松山
「お、ミッションだ」
【魔王城中央部に、巨大な装置を用意した】
【これは私の世界で流行っているカードゲーム『占択スクランブル』を人工知能と体験出来るものだ】
【プレイヤーは1人につき1度だけ、このゲームに挑戦出来る】
【人工知能に勝利すれば、ポイント×10万円ボーナスで獲得できる】
【ただし、特定の条件下で敗北した場合はハンターが一体、この条件が満たされる度に追加されていく】
【全員がゲームを終わらせるか、75分になった時にミッション終了となる】
イグニス
「占択か‥‥‥‥」
エイジア
「へー、ここカードゲームなんてあったんだな」
イグニス
「ジーンが暇潰しで作ったものだ、一応魔王軍が売っていることになっている」
メアト
「嫌よそんなの絶対読まないから!!」
ジーン
「我慢しろ!!寝たいんだろ!?」
イグニス
「何の騒ぎだ」
ジーン
「あ、イグニス!」
エイジア
「お前がジーンか、さっきから見てたんだけど何してるの?」
ジーン
「ああ実はかくかくしかじか」
エイジア
「不眠か‥‥‥‥‥そりゃしんどいよな」
エイジア
(と言っても俺、メイドウィンだから寝なくてもあまり問題ないんだが‥‥‥‥)
ジーン
「イグニス、なんか本知りません?ギリギリメアトが聞いてくれそうなつまらない本」
イグニス
「図書館の司書に言え、俺にそんなもの分かるわけ‥‥‥‥」
イグニス
「ああそういえばさっき通りかかったやつに小説を押し付けられたな」ゴソゴソ
イグニス
「【スキル『ボマー』の爆破師、魔王軍を解雇されるがA級工作員として史上最悪になり始める】というタイトルだ」
メアト
「なんて?」
ジーン
「なんだその表紙の時点で地雷臭のする小説は‥‥‥」
エイジア
「ああ誰が押し付けたのか何となくわかったよ」
ジーン
「まあいいや、それちょっと使いますね」
メアト
「えっ、まさか本当にそれ読む気!?」
ジーン
「ああ、超つまんなさそうだし」