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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開
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雪
「……………これでもない、あれでもない」
雪
「なにか、なにかないの?ディスペクターに対する情報!」
雪
(あんなの………あんなの見た事がない!私がたくっちスノーだった頃には、そんなもの!)
スターアベネス
「おい、お前多分たくっちスノー………雪でいいんだよな?おい?」
雪
「…………スターアベネス?」
スターアベネス
「見た目はアレなのによくオレと分かったな」
雪
「今、1部屋別次元に移してることを暴けるのは君ぐらいだからね」
スターアベネス
「よく思いつくよ、ハンターに邪魔されねーように部屋一つだけ世界から切り離すとか」
雪
「だって、仕方ないじゃん………あんなの逃走中に出てきたらゲームどころじゃないよ」
スターアベネス
「まあ普通に出てくるとは思わんわな、オレも初めて見た」
スターアベネス
「今ん所何もしてないが、どうする?」
雪
「何もしてないから安全というのは私には許容できない」
雪
「ただでさえ私や君みたいな犯罪者が平然と居るような所だからね、そこに化け物までうろつかれちゃおしまいだ」
スターアベネス
「で、どうにか合法的に排除できないかなーと思ってるわけだ」
雪
「…………なんでも知ってるんだなぁ」
スターアベネス
「お前の考えてることくらい、簡単に予想が着く」
スターアベネス
「さて、今回突如現れたディスペクター………フルルガルルガ、イャンガルルガの体にフルフルの首を取り付けた、なんでこんなもん逃走中に出したってやつだけど」
雪
「たくっちスノーが言ってたけど人選が中々見つからなくて余裕ないんだって、あんな化け物も視野に入っちゃうくらいには」
スターアベネス
「オレも普通にOKだったぐらいだし………もしかしなくてもあいつバカなんじゃないのか?」
雪
「否定出来ない、一応普通に進行できた逃走中もあるらしいけどそういうのは小説にしないんだって、見ててつまんないそうだから………」
スターアベネス
「逃走中の作品なのにちゃんとした逃走中は残さないってもうそれ………意図的では?」
雪
「それは考えないでおこう………頭が痛くなってくるから」
スターアベネス
「あ、そうお前逃走中の新ルール忘れてない?」
雪
「へ?新ルール?」