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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*30*
剣丸
「こうして空を行けば罠は全て避けられるでござる」
天夢
「た、助かった………」
バイオ
「この奥に暗滅教の幹部が………」
剣丸
「奴の能力はとても厄介でござる………皆の者、油断してはならぬぞ」
天夢
「………剣丸さん、聞いていい?」
剣丸
「なんでござるか?」
天夢
「ここの人間は皆、任天堂戦士なんだろ?それってつまり………暗滅教みたいな悪人も、マスターから能力を貰ったってことなのか?」
剣丸
「恐らくは」
天夢
「そういうのって、マスターの方から能力を取り上げるとかそういうペナルティはないのか?」
剣丸
「言われてみると確かにそうでござるな」
バイオ
「そうね………任天堂戦士を悪用する人は居るのに、なんでマスターは与えて以降何もしないのかしら」
天夢
「えっ、何もしてないのか!?」
空束
「ああ、何もしていない、与えた後に俺たちは、姿も見ていない」
天夢
「俺の中でマスターの謎がどんどん深まっていくんだけど…………」
天夢
「…………あれ?」
天夢
「任天堂戦士ってさ、この世界の脅威を止めて任天堂作品の危機を救うために呼ばれたって言ってたけど」
天夢
「でも、暗滅教のようにその任天堂戦士が悪事をしている…………」
天夢
「じゃあ、本来の脅威ってなんなんだ?」
剣丸
「!!!」
空束
「それはそうと、マリー、見えなくなったが大丈夫か」
天夢
「えっ!?………あっ!!」
剣丸
「天夢、お主の考えてることも興味深い事ではある」
剣丸
「しかし今はここの主を優先するでござる」
剣丸
「願わくば、全員無事に生き延びて………」
剣丸
「先程の話の続きをするでござる」
天夢
「…………そうですね」
…………
マリー
「オラァァ!!」バコオオオン!!
マリーは回転しながら、一気に最深部までぶち抜いていった
マルキュー
「おっ………随分活きのいい任天堂戦士が現れたな」
マリー
「おめーが暗滅教の幹部って奴だな」
マルキュー
「なんだ、あの死に損ないから聞いたのか」
マルキュー
「いかにも、俺は暗滅教でダーズ様に選ばれた適合者(クロスオーバー)」
マルキュー
「名をマルキュー・スティーブン・ヘロブラインという