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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
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*10*
一方、暗滅教本部………
どこかの世界にある巨大な施設
その最深部で、黒い十字架をピアスに入れた青年が演説をしていた
「さぁ、崇めなさい……破滅の闇を!」
「闇に還り、生まれ変わった世界で我らは真の幸福を得られるのです!」
「深淵の神ダーズ様が、私たちの全てを導いてくれるのです!我らの………」
「ダンテ様!!」
ダンテ
「………どうしました?今、わたしはダーズ様に捧げ物をしている途中ですが」
「あ………新たな任天堂戦士が発見されました!そして、援軍で信者が数十人………」
ダンテ
「………なるほど、新しい贄が現れましたか」
ダンテ
「ふふふ………分かっていますね?捕まえた任天堂戦士は必ず、わたしの元に送るのです」
ダンテ
「あの力はダーズ様に捧げるに相応しい……最大級の恩赦なのです!」
「ははっ!全ては暗に還る為!」
ダンテ
「期待していますよ」
ダンテと呼ばれた男は心底嬉しそうに神像に触れる。
その神の姿はたった一つの恐ろしい眼から無数の触手が飛び出したような、あまりにも禍々しい姿をしていた………
そして、天井近くからダンテを見つめる謎の影が………
「ダンテ………ダーズを復活させる気か」
「………だが、そうはさせない………その為に私は力を与えたのだから、そう、全ては」
「キーラ様のために」
ー
天夢達は苦難の末に、小さな洞窟へとたどり着いた
空束
「ヨルノズクによるとここらしいが…………」
天夢
「あまり事を大きくしたくない、ボスだけ潰す方法はないか?」
バイオ
「ヨルノズクはエスパータイプだから催眠術が使えるけど………」
天夢
「それだ!」
バイオ
「ヨルノズク!洞窟全体に催眠術!」
ヨルノズク
「ホー!」
ヨルノズクの目から凄まじい量の催眠音波が飛び出す
天夢
「なんかやってることがホロロホル………」グムッ
バイオ
「………ここで任天堂以外の作品を出すのはやめなさい」
バイオ
「なんとなくやばそうな気がするから」
天夢
「えっ、俺もうちょくちょく言ってる………」
空束
「………自己ルールだ、気にするな」
天夢
「なにその自己ルール」