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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
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*9*

バイオ
「出来たー!!」

天夢
「バイオ、ヨルノズクが帰ってきたぞ」

バイオ
「ちょうど良かった!ちょうどゲームにも出ていたキンの栽培に成功したところなの」

バイオ
「温度とか入れるものとか違うから大変なのよ」

天夢
「へー………」

天夢がバイオの持っていた菌を確認すると、鮫のような形をした物体があちこちで動いていた

天夢
「これがキン?」

バイオ
「サメーバっていうのよ、私の能力で通常より大きくなれるからこんなのでも戦えるわ」

バイオ
「他にもシャリキンとか、バナナイフとか、色々あるのよ」

天夢
「へぇ………俺としてはこんなゲームあったんだなってぐらいだが」

天夢
「……ん、そういえば花束はヨッシーアイランドの能力と言っていたが何が出来るんだ?」

バイオ
「えっとね、天夢くんが見たように下を伸ばしたり、卵とか石ころとかの投擲がすごく強くなるのよ」

天夢
「火を噴くのは?最後の切り札か?」

バイオ
「ああー………ヨッシーアイランドってスイカ食べると火を吹けるらしいよ」

天夢
「へぇ」

バイオ
「あっそうそう天夢くん、君のために乗り物のキンを作っておいたわ」

天夢
「えっキンって乗れるの?」

バイオ
「ふふふ、凄いのよ私のキンは」

…………

バイオ
「いくわよ、バイキン!!」

天夢
「名前がなんか不健康そう!」

バイオは瓶を開けるとキンが固まっていき、バイクのような形になる

バイオは再び空束におぶさった

バイオ
「さぁ、いくわよ!」

天夢
「いや………俺、免許持ってないんだが」

バイオ
「ゲームの世界で免許とか気にしなくてもいいのよ!」

空束
「そう言って、俺も乗せられた」

天夢
「…………ああ仕方ない!どうやって動かすんだ!?」

空束
「右のそれ、踏め」

天夢
「えっ、右?こいつのこ」


天夢がアクセルを踏むと、物凄い勢いで前進し始めた


天夢
「ぎゃあああああああああ!!!」

バイオ
「あっ、空束の時みたいに………追いかけて!」

空束
「やっぱり、ああなったか」

バイオ
「私絶対乗らないようにするわ」

空束
「それよりは、改良して」

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