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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
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【第9話】
「ファイティングGO!!」

天夢達は大急ぎでパンチアウトの世界に降り立つと、その周囲には数多くのボクサーが倒れていた

天夢
「遅かったか…………」

灰路
「…………いえ、どうやらリトル・マックは無事みたいです」

マリー
「分かるのか?」

灰路
「MOTHERは超能力者のゲームですから、僕も任天堂戦士になって同じことが出来るようになりました」


天夢
「その力でブルースも探せないか?」


灰路
「やってみます…………PKパワー!!」

灰路
「………………ありました!ですがマックより反応は薄めです」

マリー
「これもうやられてんじゃねぇのか」

天夢
「生きててくれブルース!!」


……………

ブルース
「ぐわあああああああ!!!」


天夢
「ぶ、ブルースダイーン!!」

ちょうど天夢が駆けつけた頃には、ブルースがリングから力強くぶっ飛ばされていた

マリー
「ひっでえ顔だな!ハチに刺されてもこんなパンパンにはなりゃしないよ!」

天夢
「ブルースさん!」

ブルース
「うげ………びぷ………」

灰路
「は、歯が折れて………なんて滅茶苦茶に………」


「弱いな」

天夢
「!!」

リングのネットには、天夢より遥かに巨大だが下半身が貧弱な男が座っていた


天夢
「お前が暗滅教の………!!」

「デスプレイだ、マルキューって奴を潰したのはお前だな?」


デスプレイ
「光救教の適合者なんてものになったそうだが、俺には敵わないだろ」

デスプレイ
「だがちょうどよかった、ここの奴らは大抵潰しちまって飽きていたところだ」

デスプレイ
「この世界はサーキットって言ってなぁ、専用の階級があるんだ」

デスプレイ
「いきなり相手するのもつまらねぇ、雑魚を用意してやったからそいつを倒してこい」

天夢
「どういうことだ?」

灰路
「パンチアウトは階級にいるボクサーを全員倒すと、その階級のチャンピオンと戦えるシステムなんです」

天夢
「そのチャンピオンがデスプレイってわけか………なら」

天夢
「このゲームの主人公………リトル・マックはどうしたんだ?」

デスプレイ
「リトル・マック?そんな奴は知らんなぁ、潰してもいない」

灰路
「…………彼の言ってることは事実のようです」

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