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ざくざくアクターズZ!(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 58ページ)
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*11*

デーリッチ
「王国会議を始めるでちよ~!」

ローズマリー
「何か提案や意見がある者は手を挙げてくれ」

たくっちスノー
「ほい!」

Sonic.exe
「ああ...」

「はい!」

デーリッチ
「えーっと今日は、たくっちスノー、exe、それにヘルちんでちね」

野獣先輩
(ヘルちんって誰ゾ?)

たくっちスノー
(悪の秘密結社ヘルラージュの首相ことヘルラージュ様だよ、ほら、あの前にツッコミ入れたぬいぐるみ工房の...)

野獣先輩
(いや、なんで悪の秘密結社のボスがこんなところで国民やってるんすか...)

Sonic.exe
「先に意見のある者は?俺はヘルラージュの意見を聞きたいが」

たくっちスノー
「おいexe、ここは上司の自分を立てるべきじゃないのか?」

Sonic.exe
「俺の尊敬するような上司だったら立てるがな...まあいいか」

たくっちスノー
「ぐぬぬ...」

~たくっちスノーの提案~

たくっちスノー
「実はチラシ作ってました!」

野獣先輩
「えっ、いつのまに」

Sonic.exe
「ちらし寿司とかいうオチだったら容赦なく首を跳ねるぞ」

たくっちスノー
「ちげーって、マジモンのチラシだって」

ローズマリー
「チラシって...いったい何のチラシだい?」

たくっちスノー
「もしよければハグレ王国に入ってみませんかーっていうチラシ!」

野獣先輩
「露骨すぎるオリキャラ募集までの流れ」

Sonic.exe
「ここまでくるともう笑えてくるな」

デーリッチ
「何の話でちか?」

Sonic.exe
「裏事情の話だ」

デーリッチ
「?」

たくっちスノー
「それを全時空にばらまいて良いかってちゃんと黒影にも連絡したよ?」

ローズマリー
「私は初めて聞いたんですけど」

Sonic.exe
「よしT、腹出せ、小腸と大腸を切り分けてやる」

たくっちスノー
「やめろって子供の目の前で...で、でも黒影は『いいよー♪』って言ってくれたし」

ローズマリー
「軽い...」

たくっちスノー
「そんなわけで今日一人この国に来るって」

ローズマリー
「今日って、そんな急な...」

デーリッチ
「良いじゃないでちか...それで、どんな人が来るんでちか?」

Sonic.exe
「えーと何々...『シャドー・ルミナ・黒影』....」

野獣先輩
「......」

たくっちスノー
「....」

デーリッチ
「....」




たくっちスノー
「黒影の嫁じゃねぇか!!」

デーリッチ
「あの人結婚してたんでちね」

エステル
「あいつの妻ねぇ、一体どんな女なのかしら、ちょっと気になるわね」

Sonic.exe
「いつ頃付くって書いてある?」

たくっちスノー
「あと三分の時刻...」

野獣先輩
「exe」

Sonic.exe
「ああ」

野獣先輩
「三分でマトモな言い訳を考えるんだよあくしろよ」

Sonic.exe
「ラジャー」


『ピンポーン♪』

デーリッチ
「あ、来たみたいでち!」

エステル
「この遺跡にインターホンなんてあった?」

デーリッチ
「細かいことは気にしないでち、はーい今行くでちよ~!」

たくっちスノー
「ま、待てってオイ、王様!」

ヘルラージュ
「ちょ、ちょっとー!?私の意見はー!?」

Sonic.exe
「どうやら後回しみたいだな....ひとまずルミナを招くぞ、ヘル。」

ヘルラージュ
「え、ええ...」

....

「...こんにちは」

デーリッチ
「こんにちはー、ルミナさんどこでちか?」

「あの」

ヅッチー
「おかしいなぁ、それっぽいのは見当たらないぞ」

「ちょっと、ね。」

ローズマリー
「それもそうだね、後でたくっちスノーにどんな見た目か聞いてみよう...ところで、この子は?」

デーリッチ
「多分迷子でちね、後でジュリアさんに知らせておくとして...」

たくっちスノー
「いやお前らわざとか!?それがルミナだから!!」

ルミナ
「うん」

デーリッチ
「え?いやいやまっさかー、どう見てもデーリッチと同じ位か年下くらいの子じゃないでちか」

ヅッチー
「そうそう、結婚するような年じゃないって」

ローズマリー
「そうだよ、何かの間違いじゃ....」

ルミナ
「...ボクはシャドー・ルミナ・黒影、めーどいんと、けっこんしてる」

デーリッチ
「.....」

ローズマリー
「.....」

二人
「「....」」チラッ

たくっちスノー
「頼む、そういう目でこっちを身ないでくれ、違うんだ、違うんだよ、黒影そういうのじゃないから、むしろあいつ好きな女のタイプとか無いから!!」

ルミナ
「あの...ボク、なにしたら」

たくっちスノー
「と、とりあえず会議室へ~!!」

デーリッチ
「えええええ!?」

そして、このままルミナを連れて会議を続行することになったが.....


ルミナ
「....?」

ニワカマッスル
「おいおいマジかよ、良い男だと思ってたのに...」

ヴォルケッタ
「まさか...ねぇ?」ヒソヒソ

野獣先輩
「駄目みたいですね...」

Sonic.exe
「当人の知らないところで評判が落ちる黒影が哀れだな」

ローズマリー
「あの、たくっちスノー、あの子は本当に...」

たくっちスノー
「ああ、シャドー・ルミナ・黒影、見た目はちびっ子だが正真正銘あのメイドウィンの妻!あと、何度も言うがあいつはロリコンじゃないからな!マジで!」

デーリッチ
「そうは言われても...」

Sonic.exe
「その辺は後で追々話すとして...そろそろ良いか?」

ローズマリー
「ああ、そういえば君達の意見がまだだったね、どうぞ。」

ヘルラージュ
「はい」

~Sonic.exe&ヘルラージュの提案~

Sonic.exe
「今回の【なんでも屋】の活動についてだが、今回はヘルラージュ氏に協力してもらった」

野獣先輩
「何の依頼を受けたんすか?」

Sonic.exe
「近くの村でヒーローショーをやるのだが、悪役をやってくれる人は居ないか...と聞いてみたところ、適役がヘルラージュと言うから...」

ヘルラージュ
「悪の秘密結社ヘルラージュとして、頑張って活動したいと思ってます!」

野獣先輩
「要するに宣伝か、まぁ頑張れって感じだな」

Sonic.exe
「ああ、今回のヒーローショーだが、何とあの『大空戦隊バードマン』が来てくれるそうだ」

ベル
「え?あのバードマンですか!?僕あの作品大好きなんです!」

たくっちスノー
「なに、バードマンて、最終回で主人公が死にそうな作品だな」

野獣先輩
「アレは関係ないゾ」

Sonic.exe
「この辺りの地方を模した鳥のヒーローだ、宣伝なんかにもなるらしい」

たくっちスノー
「あーなるほど、ご当地ヒーローみたいな感じね」

Sonic.exe
「この中で一緒に見に行きたい人はいるか?」

ベル
「はい!」

デーリッチ
「はい!」

ミアラージュ
「はい」

野獣先輩
「ん、お前も行くのか?なんか意外っすね」

ミアラージュ
「私はヘルの晴れ舞台を見に行くだけだから」

ローズマリー
「秘密結社ヘルラージュって事は、どっち道私も参加しないといけないだろうしな....」

ルミナ
「.....」

たくっちスノー
「興味あるのか?」

ルミナ
「うん」

デーリッチ
「もちろんいいでちよ!」

ルミナ
「ありがとう」

ローズマリー
「....向かってる間に、ルミナさんに関しての説明、頼みますよ?」

たくっちスノー
「分かったよ...くそっ、なんで自分が黒影なんかの擁護(ようご)を....」

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