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ざくざくアクターズZ!(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 58ページ)
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*19*

~鴉村~

たくっちスノー
「ちわーっす、何でも屋ことマガイモノ屋っす」

Sonic.exe
「依頼を聞いて参った。」

「君達がハグレ王国だね、俺は黄昏隼人だ」

ベル
「わー!レッドファルコン役の隼人さんだ、後でサイン貰ってもいいですか!」

ローズマリー
「こらこら、私達は遊びに来たんじゃないんだからね」

隼人
「いいですよサインくらい、バードマンが好きなら俺も嬉しいです」

たくっちスノー
「で、ショーの時間は何時なんだ?、こっちも色々と準備したくて...」

隼人
「お昼頃には始めたいと思っていますので...それで、協力してくれるヘルラージュさんは...?」

ヘルラージュ
「ヘルラージュは私です!」

隼人
「子供達が喜ぶショーを、やり遂げましょう!」

ヘルラージュ
「はい!」

デーリッチ
「それじゃあ準備を始めるでち!」

Sonic.exe
「俺はこのままでいいか...」

たくっちスノー
「バカいえ!血眼とか子供泣くわ!カラコンつけろカラコン」

Sonic.exe
「バカいえ、怪人は子供泣かせてナンボだ、最近の特撮の敵幹部はガスで無理矢理怪人に変えたりしているというしな」

デーリッチ
「なにそれこわい」

ヘルラージュ
「あ、たくっちスノーさんの分も作っておきましたよ、サイズ合うのか分かりませんけど...」

たくっちスノー
「ええ...マジで戦闘員やんなきゃならないのか」

ローズマリー
「慣れると結構気に入るものだよ」

たくっちスノー
「そ、そうなのか?」


たくっちスノーは甘かった!(二回目)

たくっちスノーはこの時、『まぁローズマリーが気に入ってるならそこまで酷いものじゃないだろう』と考えていた!

だが、たくっちスノーは忘れていた!

己の常識が、ハグレには通用しないことを!

....

隼人
「あのー、そろそろ始まりますけど、準備できましたか?」

ヘルラージュ
「はい、ばっちりです!」

Sonic.exe
「フフフ...T、中々似合ってるぞ」

たくっちスノー
「そ、そうか?」

ヘルラージュ
「お待たせしました!これが秘密結社ヘルラージュです!」

ヘルラージュがバッとカーテンを開けて、隼人が目に写ったものは、先端が緑色で、紫色の物体....




たくっちスノー、隼人
「「なんでナスビなんだよ!?」」

ヘルラージュ
「あの、これがどうかしました?」

隼人
「いや、仮装大賞か何かですか!?俺は悪役と戦闘員を募集したはずなんですが...」

ヘルラージュ
「悪の秘密結社の頃から戦闘員スーツはナスビですよ!」

たくっちスノー
「だからなんでナスビなんだよ!?自分はこの...真っ黒な感じの『イーッ』とかいうのイメージしてたんですけど!?」

ヘルラージュ
「ヘルラージュの『ヘル』はヘルシーのヘルだから!」

たくっちスノー
「地獄の『hell』じゃねーのかよ!!」

Sonic.exe
「まて、それはおかしいだろ、ヘルシーさを重視したいならもうちょっとトマトとかピーマンとか野菜をバラけた方が」

ヘルラージュ
「なるほど!」

たくっちスノー
「お前分かってて言ってるだろ!?絶対バカにしてるだろ!?」

ローズマリー
「たくっちスノー、ナスビが不満なの?」

たくっちスノー
「自分はあんたが着てても問題ないと思ったから疑問持たずに戦闘員になったのに!」

Sonic.exe
「誰かがやってるからやるだとか、そういう自分の考えがない所がお前の悪いところだ、お前が不死身じゃなかったら殺してたぞ」

たくっちスノー
「マジ厳しい...」

ミアラージュ
「で、どうするの?」

Sonic.exe
「それに関してはすまないと思っている、どういうスーツが確認しておかなった俺の責任だ」

隼人
「...この状態でやるしかないですね」

デーリッチ
「でもほら、これ結構動きやすいでちよ」

たくっちスノー
「いや動きやすいからアクションしやすいだろうけど...やっぱナスビはねーわナスビは...」

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