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*55*
【part10】
『Re:ゼロから始めるニコニコ動画』
オルガ
「レム...レムってあの...」
たくっちスノー
「【リゼロ】に登場する...あのレムか!?」
平野
「私はアニメには詳しくありませんが、貴方達の想像している通りです」
レム
「.....」
平野
「ニコニコで一時期人気みたいでしたのでね...おまけにそれなりの強さもある」
平野
「私のボディーガードとしては最適かと思いまして、AKYSにカオスの力を使ってもらったのですよ」
トール
「それって、操ってるということですか...」
野獣先輩
「なんて事を...」
平野
「さぁ、やりましょう...存分に戦ってくださいね、レム」
レム
「.....!」
レムは凄まじいスピードで野獣先輩の背後に回り、突っ込んでくる
野獣先輩
「ファッ!?」
その勢いで野獣先輩は吹き飛ばされる
オルガ
「なんだよこれ...」
平野
「元々彼女はパワーがありましたからね、私もレムも速さ特化にしたんですよ」
平野
「今の彼女は所謂暴走した新幹線といったところです」
レム
「うう...!!」
平野
「さて、この暴れ馬ならぬ暴れ鬼、止められるものなら止めてみなさい」
レム
「っ!!」ゴウッ!!
K
「また来るぞ!」
トール
「止めますっ!!」
ズシィィィン
暴走レムの高速タックルをトールがどうにか受け止める
トール
「これが鬼の力ですが...ですがねっ!」
トール
「私よりも強いメイドなんて存在してほしくないんですよっ!!」
トールはそのままレムを持ち上げ、投げ飛ばす
K
「やるな、トール!」
平野
「なるほど...カオスの力に対抗できるとは」
野獣先輩
「言ったろ?正義を証明するって」
野獣先輩
「その為には、絶対的な勝利を勝ち取る力が必要だった」
平野
「今、貴方の回りにいるのがその力だと?」
野獣先輩
「そうだ」
平野
「面白い...では」
平野はレムに鎖つきの鉄球を投げ渡す
レムは鉄球を掴むと...容易く振り回し、野獣先輩の方へと向ける
平野
「貴方の語るその正義と力を否定してあげますよ...ニコニコ動画の為に、私達が生きるために!」
レム
「.....!!」ビュンビュンビュンビュン!!
野獣先輩
「否定...か、まぁあんたに何言われてもどうでもいいっすよ、ですがこれだけは言う」
野獣先輩
「レムはあんたのオモチャじゃない」