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*62*
那雄宏
「おっ、なんか声が聞こえるぞ」
晴香
「えっ、ちょっと隠れよう」
………
「さあさあさあ、次は第四十八方程式だ」
「その次には八時熟語、その次には時空規模地図だ!!」
【教育王】
『魔教師エルシオン』
……
晴香
「なにあれ………無茶苦茶じゃない」
早苗
「あそこの人、ゾンビみたいになってますね……下手したら原作以上にやばい方になってますよ」
弘司
「あんな授業では人が死ぬぞ……!?」
冴子
「今まで倒してきたあの怪物達はあの教師のスパルタ教育の成れの果て……?」
那雄宏
「よっしゃあ!!アレが十黒柱なら乗り込むしかねぇな!」バーン
晴香
「ちょっと、松山!?」
魔教師エルシオン
「なんだ貴様!?」
那雄宏
「十黒柱!!御命貰ったってな!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
!!
【教育王】エルシオンが立ちはだかる!
那雄宏
「テメーに用はない!ただ殺したいだけだから失せろ!」
エルシオン
「無駄だ!貴様のような風紀を乱すような人間に私を傷つけることは出来ない!」
【教育王】エルシオンは教科知恵結界を張った!
不思議なバリアで覆われる!
那雄宏の攻撃!エルシオンにダメージを与えられない!
那雄宏
「はあ!?なんだこれ!?」
早苗
「これってもしかして、霊夢さんの夢想天生のように……!?」
魔理沙
「いや、あいつのアレみたいな便利なシロモノでもないな………だが、アレは相当レベルの高い魔術を使っているな」
那雄宏
「じゃーどうすんだよ!?」
晴香
「なにかヒントがあるかもしれない、撤退よ!」
晴香達は逃げ出した!
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魔教師エルシオン
『さあさあさあさあ!!24時間授業は終わらないぞ!!』
那雄宏
「やべーな死ぬぞ」
魔理沙
「他の教室も回ってみるんだぜ」
……
1_B
「あれ〜?まだまだ生き残ってる生徒も居たもんだね〜」
晴香
「え、貴方は?……ていうか生き残ってるって」
「ああ、もしかして来たばかりかい?なら説明するよ」
「ここはエルシオン旧校舎、エルシオン学院で成績が悪い人、つまり落ちこぼれがあの教育王エルシオンっていう怪物に送られる監獄さ」
冴子
「監獄!?」
「私の友達がね〜、ここに送り込まれたって聞いてやってきたんだ、今でも拷問に近い勉強をやらされているのさ」
那雄宏
「へー、拷問級の勉強かぁ………面白そうだな」
「まだ大丈夫だと思うけど、ここに送られた落ちこぼれは皆死んだも同然らしいから、早く止めないとな〜、んじゃあそっちも気をつけてね〜」
晴香
「あっ、うん………なんだろう、あの人」
弘司
「エルシオン学院の生徒のようだが………まさか他にもいるのか?」
冴子
「彼女の言っていた落ちこぼれとやらが気になりますね、優先的に探してみましょう」