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*80*
晴香
「………狂犬は死んだの?」
那雄宏
「たりめーだろ、あんな爆発に耐えきれるか」
魔理沙
「って、結局霊夢まで死んでるんじゃないかーい!!」
那雄宏
「あーそれに関しては忘れてた、まぁどうにかなるから心配すんな」
晴香
(貴方まさかまたクローンを………)
那雄宏
(あんな刹那の状況で採取出来る余裕やんかねーよ)
晴香
(じゃあどうするの!?)
マクスウェル
「ま、なにはともあれ計画は潰せた、それでいいじゃないか」
海亀
『待て、人鳥以外の魚組が省かれているのだが』
喰鮫
『いいですねぇ、無駄な戦闘をする必要もなく手軽に暗殺し放題ですよ』
川獺
『俺毒刀の宅配しただけで草、まぁ戦闘向きとかじゃないんだけど』
蟷螂
「………」
蝶々
「蟷螂殿、どうする……」
蟷螂
「この程度で死に絶える程真庭狂犬は脆くない」
那雄宏
「何?」
『ウググ………ま、まだよ………』
晴香
「し、しつこい!!」
『腐っても私は十黒柱………スキマ妖怪ちゃんと違い、何千年、いや何万年物の間現役で十黒柱やってるのよ!!』
早苗
「えっ!?ということはまさか………」
魔理沙
「4人目の十黒柱!」
『真庭忍法【狂犬発動】!!』
弘司
「だ、誰だ………誰に向かって使う!?」
早苗
「うっ!?」
晴香
「早苗!」
早苗
「………蟷螂、蝶々、蜜蜂、悪いけど下がっててくれるかしら?」
早苗
「ここからは真庭忍軍としてじゃなく…………十黒柱『永遠王』真庭狂犬として戦いたいの」
蟷螂
「………把握した、鳳凰様達にも伝えておそう」
蝶々
「いいのか?蟷螂殿」
蟷螂
「狂犬殿には譲れない物がある………我々が関わる必要もなくなった」
蜜蜂
「蟷螂さんがそう言うのであれば………」
蝶々
「……蟷螂殿の偽物を作ったこと、俺たちの邪魔をした事、そして………あいつを痛めつけたことは忘れねぇ、あばよ」
バッ
冴子
「さ、早苗さん………」
早苗
「素晴らしいわ………奇跡の力!!幻想郷の女はやっぱり凄い!!」
早苗
「この子の記憶から私知ったわ、貴方達十黒柱を2本も折っているでしょ、何を考えているの………」
晴香
「こっちだって仕事でやってるの、私達のために消えなさい、十黒柱」
早苗
「あら、貴方何も分かってないのね………まぁ無理もないけど」
晴香
「え?」
早苗
「まあいいわ、殺してあげる」
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【永遠王】東風谷狂犬が立ちはだかる!