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*100*
晴香
「………あの二人、なんであんなことを」
イエイヌ
「草加さんはともかく、キュルルさんはああいうことをする方では無かったのですが………」
眞子
「そうなんですか?」
イエイヌ
「はい、元々この場所はクリーニング屋ではなく、ヒトが生き物と一緒に遊ぶ憩いの場だったんです」
イエイヌ
「わたしはそこの動物の1つで、キュルルさんはお客さんの1人でした………とっても優しいヒトでしたのに………」
冴子
「巧さんはその時のキュルルさんを知っているんですか?」
巧
「いや………俺がここに来た時は既にクリーニング屋になってたからな」
早苗
「あのキュルルさん達が来たのは?」
巧
「俺より後だ、草加とキュルルが同時にな」
聖
「同時に………?」
イエイヌ
「………」
晴香
「悩んでてもしょうがない、先に進もう!」
巧
「ああ」
【宝箱①】
晴香
「これは………写真?」
早苗
「白黒写真ですね………でもなんでしょう、不思議な力を感じます」
マクスウェル
「何らかのお守りになるかもしれないな」
イエイヌ
「あれ、この写真草加さんと乾さんに似ていません?」
アライさん
「あっ、ホントなのだ」
巧
「へぇ………とんだ偶然もあるもんだな………」
………
草加
「ああ、生きていたのか」
巧
「あの程度で怪我なんてするかよ 」
キュルル
「ああ、台風が来るまで時間稼ぎしないといけなくなった」
イエイヌ
「キュルルさん、どうして………昔はあんなに仲良くしていたのに………」
キュルル
「昔の事なんて覚えてないよ」
那雄宏
「時間稼ぎってことは、俺達を殺しに来たってことか?」
草加
「だとしたら?」
那雄宏
「じゃあ………」
マクスウェル
「死んでもらおうかな………」
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!!
草加雅人が現れた!
キュルルが現れた!
巧
「草加………お前本気か!!」
草加
「ずっとここにいたいんだよ。君の代わりにね。君は邪魔なんだ」
巧
「ちっ………下がってろ店長!こいつは俺が止める!」
イエイヌ
「は、はい!」
【クリーニング店員の乾巧が仲間になった!】
那雄宏
「絶滅タイムだ!!」