完結小説図書館
>>「紹介文／目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～ 100～
＊71＊
〜紅魔館〜
妖精メイド
「さ、咲夜様……」
咲夜
『全く………忍者の事は全く知らなかったけど、こんな厄介だったなんて………』
咲夜
『何せこの私が貴方のような少年相手に傷一つ付けられないのだから』
「……こ、この世界の人々は皆弾幕………つ、つまり飛び道具を使うと狂犬さんから聞いたんです」
「でも……僕の真庭忍法『運命崩し』は、ほぼ絶対に近い運で飛び道具を外す………絶対に負けないんです」
咲夜
『飛び道具が外れるほどの幸運……こんな運の使い方があったなんて』
咲夜
『だけど、貴方は運しか無かった』
【昨夜の世界】
咲夜
『運だけではこの世界は生きていけない』
ナイフナイフナイフナイフナイフナイフ
「ああ、その通りだとも」
咲夜
『！？』
「ふむ、時間停止……なかなか珍しい忍法を使っているな」
咲夜
『私の能力に干渉出来るなんて………』
「この真庭鳳凰(まにわほうおう)、数年の時を生き同じ力を取り込んでいる……これに関しては、我も『運が良かった』としか言えぬだろう」
鳳凰
「そうだろう、真庭人鳥(まにわぺんぎん)」
人鳥
「は、はい……で、ですけど、今回のこの侵略に関しては運ばかりではありません、既に僕らや狂犬さん以外の頭領も他地域を制圧せんと活動を広げています」
咲夜
『くっ、ここもいつまで持つか………』
晴香
「その勝負に乱入！！」
魔理沙
「ほい、助太刀参上だ！」
咲夜
『霧雨魔理沙！？帰ってきたの！？』
鳳凰
「………そうか、彼らが我らと同じ異界を超えた者達、となると状況的に白鷺は敗北したということか」
人鳥
「ええっ！？白鷺さんも相当な実力者なのに……！？」
那雄宏
「あの逆さまヤローの仲間か」
冴子
「良かった、仲間も逆さま言葉で話してたらどうしようかと思ってました………」
鳳凰
「ついに動きだし魔か………人鳥、我は狂犬の元に向かう、お主に任せていいか」
人鳥
「は、はい……危険と判断したらすぐに撤退し、情報を集めて、すぐに報告をします」
鳳凰
「期待している」ﾊﾞｯ
マクスウェル
「なんだ、相手は子供一人か」
魔理沙
「何子供相手に手こずってるんだよ咲夜」
咲夜
『気をつけなさい魔理沙、あの子供に弾幕は通用しないわ』
晴香
「えっ、それ私達やばくない？」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
！！
【真庭忍軍】真庭人鳥が立ちはだかる！
人鳥
「真庭忍法【運命崩し】！」
投擲攻撃は無効化される！
銃攻撃は無効化される！
クリティカルが起きない！
即死しなくなった！
那雄宏の攻撃！
人鳥は運命崩しで当たらない！