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FNAF.game『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 74ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナルゲーム 
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~

*13*

そして、またしばらく経ち...

シャルロット
「コインもそれなりに貯まりましたね!」

幻徳
「あのオモチャ達が何度も侵入してきたからな...」

パープ
「あのガワ暑いんだよ...」

松山
「今何時だ!!」

幻徳
「四時...」

松山
「後一息か...」

シャルロット
「なんだかんだでここまで来ましたね...」

アンジェ
「本当に眠くなってきたわ...」

パープ
「だらしないわねあんたら...トイフレディのゲームにずっと付き合ってるアタシの身にもなってよ」

黄名子
「...あ、そういえば気にしてなかったけど電力って限りがあるって」

シャルロット
「言ってましたね...今どれくらいですか?」

幻徳
「55%」

松山
「タブレット二個だからな...冷暖房を使ってないだけまだマシだが」

アンジェ
「ねぇ、それってまずいの?」

松山
「一日目でこれは少し使いすぎってレベルだな」

シャルロット
「どうします?」

パープ
「うーん、こっちは欠かせないし...幻徳、そっちはどう?」

幻徳
「ダクトも部屋も異常なしだ」

松山
「よし...後はこの部屋の異常だな」

シャルロット
「...今のところ、何かあります?」

『five coin!』

幻徳
「あいつが要求してきたぞ」

松山
「今はコインあるし使っていいだろ」

シャルロット
「はい!」

シャルロットが五枚のコインを渡すと、ロックスターフレディはおとなしくなる

黄名子
「もうすぐ六時! 」

松山
「5...4...3...2...1...」

数字が6になると、ファンファーレが鳴り、設備の電源が自動で切れていく

カイム
「おめでとうございます!最初のアレを除けば三回目の挑戦で一日目をクリアです!」

カイム
「まぁ、一日目くらいはクリアできないと困りますけどね」

松山
「FNAFにおける一日目なんてまだチュートリアル程度だからな」

カイム
「ええ、私としてもある程度手加減していましたから」

アンジェ
「あれで手加減!?」

カイム
「ええ、実は一部のアニマトロニクスのスイッチを切っていたのですよ」

カイム
「今度からは、ちゃんと50体用意しますからね?」

幻徳
「勘弁してくれ...」

カイム
「おやおや、もう疲れたのですか?」

カイム
「そんな様子ではこの先耐えられませんよ?」

カイム
「まぁこちらとしてはいつ二日目を始めても構いませんので、ゆっくりお休みくださいね」

松山
「...チッ、これだからあいつは」

『一日目 クリア』

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