完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*13*
そして、またしばらく経ち...
シャルロット
「コインもそれなりに貯まりましたね!」
幻徳
「あのオモチャ達が何度も侵入してきたからな...」
パープ
「あのガワ暑いんだよ...」
松山
「今何時だ!!」
幻徳
「四時...」
松山
「後一息か...」
シャルロット
「なんだかんだでここまで来ましたね...」
アンジェ
「本当に眠くなってきたわ...」
パープ
「だらしないわねあんたら...トイフレディのゲームにずっと付き合ってるアタシの身にもなってよ」
黄名子
「...あ、そういえば気にしてなかったけど電力って限りがあるって」
シャルロット
「言ってましたね...今どれくらいですか?」
幻徳
「55%」
松山
「タブレット二個だからな...冷暖房を使ってないだけまだマシだが」
アンジェ
「ねぇ、それってまずいの?」
松山
「一日目でこれは少し使いすぎってレベルだな」
シャルロット
「どうします?」
パープ
「うーん、こっちは欠かせないし...幻徳、そっちはどう?」
幻徳
「ダクトも部屋も異常なしだ」
松山
「よし...後はこの部屋の異常だな」
シャルロット
「...今のところ、何かあります?」
『five coin!』
幻徳
「あいつが要求してきたぞ」
松山
「今はコインあるし使っていいだろ」
シャルロット
「はい!」
シャルロットが五枚のコインを渡すと、ロックスターフレディはおとなしくなる
黄名子
「もうすぐ六時! 」
松山
「5...4...3...2...1...」
数字が6になると、ファンファーレが鳴り、設備の電源が自動で切れていく
カイム
「おめでとうございます!最初のアレを除けば三回目の挑戦で一日目をクリアです!」
カイム
「まぁ、一日目くらいはクリアできないと困りますけどね」
松山
「FNAFにおける一日目なんてまだチュートリアル程度だからな」
カイム
「ええ、私としてもある程度手加減していましたから」
アンジェ
「あれで手加減!?」
カイム
「ええ、実は一部のアニマトロニクスのスイッチを切っていたのですよ」
カイム
「今度からは、ちゃんと50体用意しますからね?」
幻徳
「勘弁してくれ...」
カイム
「おやおや、もう疲れたのですか?」
カイム
「そんな様子ではこの先耐えられませんよ?」
カイム
「まぁこちらとしてはいつ二日目を始めても構いませんので、ゆっくりお休みくださいね」
松山
「...チッ、これだからあいつは」
『一日目 クリア』