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FNAF.game『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 74ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナルゲーム 
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*40*

...

黄名子
「三途の川通りかけたやんね、まだ死ぬのには早いわうちは」

幻徳
「花畑の向こうで親父が手を振ってた」

松山
「そこまで強くやってねぇよ」

アンジェ
「オエッ...ウウウ...」

シャルロット
「...???」

アンジェはシャルロットの近くで悶えて苦しんでいた

幻徳
「どうした?気持ち悪いのか?」

パープ
「何?つわり?」

松山
「まだ未成年だボケ、シャルロットの血で食あたりしたんだろ」

シャルロット
「私の血で?」

松山は注射器でシャルロットの血を抜き取り、口に入れる

松山
「ちょっと貸せ、ダンピールさえ拒む味がどんなものか気にな」

松山
「ヴエエエエエッ!!」ゲロゲロゲロ

幻徳
「密室で吐くなァッ!!」

シャルロット
「どうして!?」

松山
「なんだこの血!!腐った果物みたいな味がすんぞ!!」

シャルロット
「ええっ!?」

松山
「お前人間じゃねぇな!?人間の血はもっといい味してるぞ!!」

黄名子
「何でそんなこと知ってるね!?」

カイム
「正解です、松山さん」スーッ


カイムが影から現れる

松山
「人間じゃない?」

カイム
「正確には人間ではなくなった、の方が近いですかね」

カイム
「シャルロット氏は中世の時代、拾ってもらった屋敷で不幸にもシャンデリアが落下し事故死しています」

カイム
「つまり、彼女は既に亡くなっています」

シャルロット
「...えっ?」

松山
「じゃあこいつはなんだ?」

カイム
「死んだのはいいですが、あの時代の悪魔が魂を取り損ねたみたいで...どうやら再び動き出したみたいです」

カイム
「動く死体となって」

幻徳
「ゾンビか...!!」

黄名子
「そっか...だからガスを浴びても涙は出なかったし、空気清浄機が止まっても苦しそうにしなかったんね」

黄名子
「死体なら目も肺も使わないし」

シャルロット
「私が...?」

カイム
「まぁ彼女は見ての通り人畜無害です」

カイム
「ホラーゲームみたいに人間を食べたりもしませんのでご安心を」

幻徳
「死体なんだろ?腐ったりしないのか?」

カイム
「魂があれば長持ちしますよ」

カイム
「まぁ下手すると某麦わら海賊の音楽家みたいになりますけどね(笑)」

松山
「シャレになんねー!!」

カイム
「それではまた」

シャルロット
「.....」

幻徳←実質兵器
「ようやくまともな種族が現れたか」

アンジェ←半吸血鬼
「え?何の話?」

黄名子←未来人
「本格的に怪物だらけに...」

松山←マガイモノ
「まともとか言うなよ!!基準わかんなくなるだろ!!」

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