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*19*
アンジェ
「そういえばライトってまだ使ってなかったわね」
松山
「ライト?懐中電灯みてーな奴か」
黄名子
「これも後々使うことになりそう」
ローグ
「ライトに...オルゴールに...マスクか!使うものが多すぎてワケわからなくなってきた!」
松山
「そこに冷暖房やコイン、あといつものタブレットまで関わってくるからな」
パープ
「メモっとかないとガチでやばい」
シャルロット
「あの、あそこに何か小さいのが...ひゃっ!」
『プァプァプァプァーーン』
扇風機に止まっていた小さな熊がシャルロットにへばりつき、クラクションを鳴らす
松山
「クソッ、こういう妨害系も厄介だ」
アンジェ
「そういえばコインって人形を買うことも出来たわね」
松山
「買っとけ、アニマトロニクスの数を1つでも減らしておくんだ」
アンジェ
「...げっ、20枚も取られるの!?」
黄名子
「氷室さん、左のドアに何か居るやんね!!」
ローグ
「左か!」バッ
ローグはすかさず左のドアに駆け寄り無理矢理下ろす
パープ
「うっわドア凹んでるよ」
シャルロット
「も、もういいですよね...?」
松山
「まだ一時間も経ってねーよ!」
パープ
「忙しすぎて寝る暇もないんだが...そろそろ体力が...」
シャルロット
「さっきからずっとトイフレディの相手をしてますものね...」
アンジェ
(皆疲れが溜まってるわね...やっぱり焦りが隠せてない)
アンジェ
(特に氷室さんが...)
ローグ
「.....!!」
シンシア
「ただいまアンジェ」
アンジェ
「やけに遅かったわね」
シンシア
「ごめんなさい、ちょっとつっかかってしまいまして」
アンジェ
「まあいいけど...何かあった?」
シンシア
「カエルとゾウ、あとカバみたいなものと話をつけておきましたわ」
アンジェ
「話をって...言葉通じるんだ...」
シンシア
「でも、これが何か役立つのではありませんこと?」
アンジェ
「そうかもね」
松山
「あー...クリア出来る気がしねぇ...」
アンジェ
「あたしは案外なんとかなるんじゃないかって思い始めたわ」
松山
「マジかよお前、アレを見てみろ」
松山が指を指した先には、ダクトにつっかえた大きく口を開くオモチャの姿が
アンジェ
「ねぇシンシアアレどうにかならない」
シンシア
「いえあの物理的な事は無理です幽霊なので」
『AAAAAAAAAAAAAAA!!!』
【GAME OVER】