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FNAF.game『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 74ページ)
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*25*

松山
「アニマトロニクスの事は後だ、充分な血液を採取するぞ」スッ

黄名子
「なんで注射器なんか持ってるやんね」

松山
「仕事で使うんだよ」

パープ
「で、誰がアンジェに血を注ぐ?アタシはさっき吸われたからナシで」

黄名子
「うちも...ちょっと怖いかも」

シャルロット
「わ、私がやりますか...?」

幻徳
「待て、子供にやらせるのは危険だ...俺の血を使え」

松山
「いいのか?」

幻徳
「背に腹は代えられん...」

松山
「じゃ、ありがたく貰うぜ」

松山は幻徳から血液を採取し、アンジェの口に流し込む

松山
「しかし、まさかバケモンがこっちにも居るとは思わなかったぞ」

パープ
「そうだな、人間辞めてる奴はアタシ一人で充分...な...」ガクッ

その瞬間、パープも倒れる

幻徳
「どうした!?」

パープ
「気にしないで、体内時計が朝になるだけ...また人格がヒルマに切り替わって眠るだ...け...Zzz」

シャルロット
「寝てしまいました...」

松山
「マジかよ、アンジェも当分起きねぇだろうし、四人でやってかないといけないのか」

松山
「おい、もっとモチ詰めろ」

黄名子
「もうTPが無いやんね...」

松山
「チッ...おい、お前は何が出来る?」

シャルロット
「あ、私は...特に...」



シャルロット
「あっ、あの...そういえば、オルゴール...」

松山
「ああ?別に良いだろ今は、AIのスイッチが切れて...」


松山
「おい、なんでタブレットが付くんだ?」

シャルロット
「え、ええと...もう既に再開していたのでは...?」

松山
「カイムの奴!!」

シャルロット
「オルゴールの音が聞こえません...」

松山
「ってことはもう目覚めてやがるな...」

カイム
「はい、その通りです」

カイム
「ということは、もう松山様はお察ししてますね?」

松山
「カイム、お前という奴は...」

カイム
「良いじゃないですか一回程度、貴方達は好きなだけコンティニューが続けられるんですよ?」

カイム
「生き血の残る限り、ずっと...」

カイム
「いえ、一人だけは『例外』でしたね」

カイム
「ではごきげんよう、また次の起動をお待ちしておりますよ」

その瞬間、松山達の目の前に人形が飛び出し

『AAAAAAAAAAAAAAA!!!』

【GAME OVER】

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