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FNAF.game『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 74ページ)
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*36*

...「ポン!」

その時、何かが飛び出す音が響く

松山
「ああ?なんか聞こえたな」

アンジェ
「オモチャの銃みたいな...」

アンジェ
(まさかね)

幻徳
「警戒はしておくか」

パープ
「ねぇ、部屋に見慣れないアニマトロニクスあるんだが」

松山
「何?形は?」

パープ
「赤色の兎」

幻徳
「赤の兎か、ひょっとしたら俺の記憶と関わっているかもしれん」

幻徳
「もしそうだとしたらそいつは相当頭が良い、気を付けろ」

アンジェ
「分かったわ」

シャルロット
「.....」

松山
「あと、キオクばかり気にせず既存の奴等にも目を向けねーとな」

パープ
「そうそう、トイフレディほんとカス」

アンジェ
「...ねぇ、なんか減りが酷くない?」

黄名子
「あ、ホントだ!あまり弄ってないのにもう20%やんね!」

松山
「何!?今何時だ!」

シャルロット
「まだ二時です!」

松山
「この時間帯で停電はまずい!はやく原因を探れ!」

黄名子
「あっ、何かいるやんね!!」

部屋を見ると、バッテリーにしがみつく白い物体が

松山
「なんだこのアニマトロニクス!?」

幻徳
「これはまさか...エボルトォォォォォ!!!」

プチッ

その瞬間、明かりが切れる

松山
「やっべ本格的に停電だ」

パープ
「真っ暗なーアタシの世界みたい」

幻徳
「何気に停電は初めてだな」

アンジェ
「どうするの、扉開きっぱなしだからいずれこっちに...」

松山
「いやまだだ!停電してもなおアニマトロニクスに立ち向かえる戦法が一つだけ存在している!」

黄名子
「それは一体...」

松山
「それは...死んだふりだよ!!」ゴロン

アンジェ
「あーやっぱりっ!!」

幻徳
「そもそもマシンに死んだふりが通用するのか...?」

パープ
「そこは熊に祈るしかないな」ゴロン


松山達が横に鳴ると、突如左の扉から「闘牛士の歌」のメロディが鳴り響く

シャルロット
(ひっ!な、なんですか!?)

松山
(無視だ無視!一種のお祈りタイムだ!)

幻徳
(これもうバレてるんじゃないのか)

松山
(俺もよくこういう状況になってんだよ!)

パープ
(そういう時は?)


松山
(大体死んでる)

アンジェ
(ダメじゃんそれ!!)

『AAAAAAAAAAAAAAA!!!』

【GAME OVER】

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