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*49*
黄名子
「失神って...」
松山
「俺に合わせてって事は絞め技とか掛けてくるかもな」
松山
「後頭掴んでガンガン殴ってきそう」
アンジェ
「死ぬわ」
シャルロット
「私もう死んでますけどね」
幻徳
「どんな手を使ってでも俺たちの魂を手に入れるつもりか」
松山
「あいつインテリぶってるがピンチになるとすぐこういう手を使うからな」
松山
「ゲーム会社の社長の癖に、ゲームに対するリスペクトとかプライドとか微塵も持ってねぇし」
松山
「まあいいか、どんな手を使われたって俺は負けねぇからな」
松山
(主人公俺だろうし)
パープ
「...だが、まだ引っ掛かるんだよな」
パープ
「何故この組み合わせなのか、何故これほどの事件が起きているのにも関わらず、時空監理局が動かないのか」
松山
「まだそれかよ、もういいだろ?」
パープ
「だけどよ」
松山
「俺、分からないことにはとことん関わらないようにするからよ」
松山
「それに、最終的にはカイムが教えてくれるだろうしよ」
カイム
【貴方、問題集は問題より先に答えを見るタイプですからね...まあいいでしょう、後で教えます】
カイム
【この後の四日目をクリアすることが出来たらの話ですがね?】
松山
「ほーん、随分得意気だな」
カイム
【当然ですよ、貴方と喧嘩することを想定して作られたAI...もしこれすらはね除けたら、こっちだって『考え』がありますので】
松山
「考え...な」
カイム
【改めて言いますが、アニマトロニクスの破壊は禁止ですよ、壊さないようにしながら彼らの猛攻を掻い潜ってくださいね】
松山
「要するに壊さなきゃなんでもいいんだろ?それならいくらでも手がある」
カイム
【そこら辺は流石と言いたいですね...では皆様、長らくお待たせいたしました】
カイム
【四日目を始める準備が整いましたので、レバーを用意しますね】
松山
「どーせキオクとやらも増えてんだろ?」
カイム
【はい、パープ...および蛭馬氏とシャルロット氏のキオクを模したものを】
松山
「また増えやがった...」
カイム
【では、楽しみにしてますよ...貴方達の戦いを!】
カイム
【少なくとも私は楽しみにしていますから!】
プツッ
松山
「性格わりー...」
幻徳
「...やるのか?」
松山
「覚悟はできてんのか?」
アンジェ
「覚悟って言われても...」
パープ
「やるしかねーだろ...」