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*5*
カイム
「再チャレンジもレバーを引いてくださいね、もちろん最初からやり直しですのでご了承を」
そう言ってカイムは消え、再びレバーが降りてくる
黄名子
「...一応、あっさり死んだりはしないわけやんね」
松山
「だがあいつのことだ、相当鬼畜に設定されてるだろうな」
シャルロット
「え、ええ...」
幻徳
「経験者なんだろう?何か分からないか?」
松山
「いや...アルティメットカスタムナイトはやったことねぇんだよ」
松山
「なんか、たくっちスノーによると今までの奴等とは違うパターンもあるってよ」
アンジェ
「あの金色の奴は?」
松山
「あれは『Golden Freddy』だ、不意打ちのように現れて襲いかかってくる」
幻徳
「気がついたら侵入している系か」
アンジェ
「そんなのどうすればいいのよ」
松山
「あー、問題ねぇ、ゴルフレがあるならこれも...よし、あったあった」
松山は戸棚から熊の頭を取り出す
松山
「こいつが現れたらこいつを下部ってやり過ごせ、オモチャみてーな見た目の奴はこいつでやり過ごす事が可能だ」
シャルロット
「欺くって、こういうことだったんですか...」
松山
「ま、全員にこれが効くわけじゃないけどな...あと、オルゴールどこだ?」
黄名子
「オルゴール?」
松山
「ああ、オルゴールは定期的に巻いておけ...特定の奴を眠らせることが出来る」
シャルロット
「もし起きたら?」
松山
「そうなったらどうしようもならねぇ、とにかく巻け、起きない程度にな」
アンジェ
「なるほど...じゃ、とりあえずまた始めてみる?」
松山
「ああ、起動するぞ」ガコッ
ピロピロピロ
【一日目】
松山
「部屋の確認はこのタブレットで行う」
松山
「あのボタンはドアを閉める、ただし閉めっぱなしには出来ねぇ」
パープ
「ZZz」
松山
「電力が限られてるからだ、あまり無駄遣いは出来ねぇ」
松山
「最大限使わねぇように厳守することがこのゲームで必須だ」
黄名子
「氷室さん、どうやんね?」
幻徳
「怪しい動きをしている物はいない...見るところが多くて、目が追い付かな」
【AAAAAAAAAAAAAAA!!!】
その瞬間、タブレットから叫び声が発せられた後プツリと何かが切れた音が
アンジェ
「何!?バレたの!?」
幻徳
「くっ...画面が写らない!!」
松山
「マジかよ!?そんなタイプもいるのか!?」